こどものミカタ養成講座、全3回のうちの1回目の講座が終わりました。
言葉によって人の思考は限定されてしまうというか、先入観ができてしまう、というか
例えば「不登校」も「不」という文字が頭についているので
どうしてもマイナスイメージがつきまとってしまう。
同じ現象でも「問題行動」と表現するか別の言葉で表現するかで
関わるスタッフの意識や、その後の対処の仕方も全く変わっていくので
言葉ってすごいなと改めて思った。
以前、発達障害のお子さんへの関わり方のコラムを読んだことがあった。
関わる大人は探偵になり、「だから、だってフォーム」を使って仮説を立てる
という話だったのだけれど
日々、複数の子どもたちと関わり、トラブルもとっさに起こるので
「とっさのトラブルの時にそんなにいっぱい考えられないよー」と思って諦めていた。
でも今回のお話を聴いた結論は「なんでも一瞬で解決できる魔法はない」ということ。
どうしても「スイッチ・ポンで劇的に症状が変わる」
そんな魔法のテクニックを求めてしまうけれど
魔法はない、時間や手間をかけて向き合うこと、これに尽きるんだなぁと反省した。
子ども相手のことではないけれど
私が取り組んでいる別のことでも、師匠から同じようなことを言われたことがあって。
「近道はないよ、一歩ずつ積み上げていくんだよ」
物事の本質は同じなんだな。
今までは子どもとのかかわりの中で
もっといいテクニックがあるのではないか?と青い鳥をずっと探していたけれど
大事なのは子どもと丁寧に向き合うこと。
地道に子どもたちの心に寄り添って、子どもの気持ちに近づくことが大事だと
あらためて感じた講座でした。
1回目は「見立て」がテーマで次回は「手立て」についての講座。
どんな内容なのか楽しみ。
そしてまさかの宿題!!(笑)宿題、頑張るぞ。
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