2023年9月7日木曜日

こどものミカタ養成講座

こどものミカタ養成講座、全3回のうちの1回目の講座が終わりました。


言葉によって人の思考は限定されてしまうというか、先入観ができてしまう、というか

例えば「不登校」も「不」という文字が頭についているので

どうしてもマイナスイメージがつきまとってしまう。


同じ現象でも「問題行動」と表現するか別の言葉で表現するかで

関わるスタッフの意識や、その後の対処の仕方も全く変わっていくので

言葉ってすごいなと改めて思った。


以前、発達障害のお子さんへの関わり方のコラムを読んだことがあった。

関わる大人は探偵になり、「だから、だってフォーム」を使って仮説を立てる

という話だったのだけれど

日々、複数の子どもたちと関わり、トラブルもとっさに起こるので

「とっさのトラブルの時にそんなにいっぱい考えられないよー」と思って諦めていた。


でも今回のお話を聴いた結論は「なんでも一瞬で解決できる魔法はない」ということ。

どうしても「スイッチ・ポンで劇的に症状が変わる」

そんな魔法のテクニックを求めてしまうけれど

魔法はない、時間や手間をかけて向き合うこと、これに尽きるんだなぁと反省した。


子ども相手のことではないけれど

私が取り組んでいる別のことでも、師匠から同じようなことを言われたことがあって。

「近道はないよ、一歩ずつ積み上げていくんだよ」

物事の本質は同じなんだな。


今までは子どもとのかかわりの中で

もっといいテクニックがあるのではないか?と青い鳥をずっと探していたけれど

大事なのは子どもと丁寧に向き合うこと。

地道に子どもたちの心に寄り添って、子どもの気持ちに近づくことが大事だと

あらためて感じた講座でした。


1回目は「見立て」がテーマで次回は「手立て」についての講座。

どんな内容なのか楽しみ。

そしてまさかの宿題!!(笑)宿題、頑張るぞ。


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