2026年6月30日火曜日

時空散走 大野・玉山ツアー

今年の春の時空散走では初めて四倉ツアーに参加しました。


集合場所はワンダーファーム。
いつものおなじみのメンバーと初めましての方もいるので自己紹介。
私はGWの最終日にワンダーファームで行われたイベントの話をしたら大盛り上がり。
イベントのゲストが初代タイガーマスクだったので
私より年代が上の男性参加者がタイガーマスクの漫画の話から説明してくれて
そこから年末になると
児童養護施設にタイガーマスクの名前でランドセルの寄付がされるようになった話になって
自己紹介からすでにだいぶ脱線していました。(笑)


今回の私の相棒はこちら。電動自転車をお借りしました。


四倉というと“海”のイメージがあるのですが、山もあるし田んぼも多いんですよね。
今回、兼業農家や種苗農家の方が参加されていたこともあり
農業にまつわる話を聞くことができました。

たわけ者とは「田を分ける者」ということ。
先祖から受け継いだ田を分けていってしまったら子孫が衰退していく、ということ。
おじさんを「おんつぁま」と親しみを込めて呼ぶ言葉は
実は家督を継がない次男三男をさげすむ言い方であること。
田んぼを分けてもらえない人は炭鉱などへ働きに行った。
反対に長男のことは「せなさま」ともいう。
農地解放は田んぼが五反田ないと売買できないし、そもそも農家でなければ売買できない。
それから「兼業農家の損益分岐点」という言葉や「さんちょう」という言葉も出てきて
「さんちょう」と聞いて私は「ん?3兆?」と想像していたら「三町」でした。
(一町は約1ヘクタールで坪数でいうと3000坪)


大野玉山は種苗(しゅびょう)農家が多いそうで、種苗農家とは種や苗を育てる農家のことです。
いわきの大きな組合もありました。
種を育てる農家や苗を育てる農家があるから
その苗を購入して多くの農家はお米を作ることができるのです。


次にやってきたのは大野一小。


校歌が刻まれた石碑。


大野一小は閉校になり、現在は大野公民館として利用されています。


玄関先をほんのちょっとだけ見学させていただきました。


私は全然知らなかったのですが、その昔、四倉には八茎(やぐき)銅山があり
銅山が閉山した後にセメント工場ができたそうです。


大野一小の校章。


大野一小から自転車でほんの少し進んだ林の中で停まったので「?」と思ったら
なんと玉山古墳の跡地がありました。


古墳というとこんもりした土の山をイメージするので全然想像していたのと違うので驚きました。
この辺りでは化石が取れるので、昔はこの近くまでが海だったと思われます。
海の見えるいい場所に、土地の一番の権力者のお墓をつくったのでしょう。


ここは東北で5番目、いわきで一番大きな前方後円墳です。
今でも近くの山田小湊地区では田んぼから遺跡がでてきたりしているそうです。


玉山古墳のそばには瀧夜叉姫のお墓がありました。


瀧夜叉姫とは平将門の三女瀧姫のこと。
父の将門が討死にし北へ逃げる途中
この近くにある恵日寺(僧侶が修行する寺)に隠れ住んだそうです。


現在も恵日寺の住職によって手入れがされていてきれいでした。
ここには姫の指が埋葬されており、会津にある本家の恵日寺に姫は眠っているそうです。


歌舞伎で“首飛ばす将門”として有名な「忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)」という演目では
瀧夜叉姫は父の無念を晴らすために妖術を使う美女として登場します。


時空散走のトップページに、林の中を自転車で颯爽と走っていく風景がアップされていて
素敵だけどこんな風景が市内にあるのかなぁ?と思っていたらまさにこの先でした。感動!!


そして着いたのが大野中学校。


こちらも令和5年3月31日に閉校しました。今後、解体されることが決まっているそうです。


大野玉山ツアーのサポーターである松本さんが通っていた頃は旧校舎だったそうです。
その頃の写真を見せていただきました。


私の中で大野中学校というと、ソフトテニス部の思い出があります。
真ん中ちゃんが中学校時代にソフトテニス部だったので市大会にもよく見に行きました。
大野中学校は強かった……。


参加者が大野中学校の卒業生だったので、中学校時代の思い出話にも花が咲きました。


のどかな田園風景の中、自転車を走らせているとウッドデッキを発見。


「これは何だろう?」と思っていたら起点さんのコットン畑でした。


ウッドデッキに座ってしばし休憩。向かい側にはビニールハウス。


するとサポーターの松本さんが大野いちご園で採れたていちごを買ってきてくれました♪


向かい側のビニールハウスはいちご園だったのです。すごくあま~くて美味しかった。


地域を耕す情報誌「大野ヲ耕す」
をみんなで読んでいるところ。


大野・玉山ツアーのサポーター松本さん


十分に休憩したのでいざ、コットン畑へ。


黒いビニールシートで覆われた畝。


これがコットンの種。
今までは国産のコットンを栽培していたのですが、毛足が短いので織物には適しておらず
今年は中南米産のアップランド種という、毛足が長くて織物に適した品種にも挑戦するとのこと。
まずは土地になじませることから始めるそうです。
これはアップランド種の種になります。


ビニールシートには青い線が引いてあります。


器具を使い、熱で穴をあけていきます。


穴に種をまきます。


とがっている方が下になるように軽く埋めて上に少し土をかぶせました。


ひとつひとつ根気よく、みんな無言で黙々と作業をしていきました。


向こうの畝ではシートをかぶせていく作業をしていました。あんな風にしていくんですね。


種まき作業が終わったら手を洗ってコットン畑を後にしました。


途中、廃線になったトロッコ鉄道(鉱山から搬出されたものを運んでいた)の跡を見たりしながら
走りました。


ワンダーファームが見えてきました。ゴールまでもうすぐです。


終点のワンダーファーム。頑張ったご褒美に私は生のいちごがたっぷりのったワッフルをオーダー。
時空散走の裏テーマは「美味しいものを食べること」(笑)
美味しいデザートを食べながら、今回サポーターの松本さんのご主人も参加したので
お二人とも演劇仲間だ聞いて松本さんとご主人のなれそめを伺いました。
仲がよくて素敵なご夫婦です。


四倉地区といってもあまり大野・玉山地区のことは知らなかったのですが
銅山があったり、市内で最大の古墳や将門ゆかりのお姫様のお墓があったり
新しい発見が沢山ありました。

私は昔、青梅に住んでいたことがあります。
実家はいわきだというと、「いわきには平っていう街があるけどやっぱり将門に関係があるのかな?」
と聞かれたことがあります。
青梅という名前は将門が植えた梅の木の実が青いまま熟することがなかったことに由来します。
市内でも平将門に由来する場所があるなんてご縁を感じました。

それからツアーから帰ってきて
不思議に思っていたなとを思い出してサポーターの松本さんに質問してみました。
松本さんは私の視点に驚いていらして
一人の視点が他の人に影響を与えて、という過程が私は楽しかったりして
ひとりじゃなくてみんなで活動する面白さがあるな、と思いました。

今回は大野・玉山ツアーに参加しましたが
秋のツアーではまだ参加したことのない地域に行ってみたいと思います。
その土地のまつわるストーリーが全然違うし
サポーターさんのカラーも地区ごとによって様々だし
他の地域はどんなツアーをしているのか興味があるし。
自分の住んでいる市をもっともっと探検してみたいと思います。

2026年6月29日月曜日

名刺ができた

時空散走の名刺‼この名刺を渡す場面がこれからあるかどうか分からないけれどとにかく嬉しい。



2026年6月28日日曜日

成人のお祝いにオリジナルの印鑑を

子どものはんこをつくることにしました。
父の友人で家族ぐるみでお世話になっていたはんこ屋さん。
主人と結婚するときにも主人の実印をつくってもらったので今回もお願いしました。


まずははんこの大きさを決めて、次に本体の材質は何にするか選びます。


象牙はあつかっていないとのことでした。こちらの素材は黒水牛です。
ひとつひとつ丁寧に材質など説明していただきました。


チタン(金属)でできたはんこです。


めずらし~!!と思って見せていただきました。沢山押しても全然擦り減らないそうです。


アグニという木製の材質でつくっていただくことにしました。
同じ木でも微妙に模様が違うので、どれにするか選びました。


次に印鑑ケースを選びます。外側の材質もいろいろありますが


ケースを開けてみると内側に様々な模様の布があしらわれていて
外側は同じでもケースを開けると模様が違います。
ちなみにどれも縁起のよい模様ばかりです。
ベルベットの布は青色もあるそうで、最近は若い世代に青色が人気だそうです。
はんこが赤系なのでベルベットも赤地のものにしました。


そして書体を選びます。スタンダードな書体の他、縁起の良い画数で掘るバージョンや
こちらのはんこ屋さんのオーナーのオリジナルフォント(サイトにある書体C)もありました。
オリジナルフォントもなかなか素敵で
女性の名前などをオリジナルフォントでお願いすることも多いそうです。

オーナーははんこにする文字をまず手書きで書きます。
下書きの段階で見せてもらうことも可能だそう。それを実際にはんこに彫るのだそうです。
急ぎでお願いしたところ、すぐに取り掛かっていただきました。
出来上がりを見ましたが、とってもかっこいい印影です。
安い買い物ではないですが、いいものができてとっても満足です。
一生ものなので大事にして欲しいな。


オーナーのオリジナルフォントが素敵だったので、もう一本はんこをお願いすることにしました。
プラスチックの材質や黒水牛の材質に模様がプリントされていてこれもまたかわいい。
ということでもう一本はこちらの模様が入ったはんこでつくっていただくことにしました。

ちなみに私も、私が幼い頃に母がつくってくれた名前のみのはんこを持っています。
オーナーの奥様より、娘が生まれるたびに母はそれぞれのはんこをオーダーし
ひとつひとつ材質やケースなどを吟味して選んだのだと教えてもらいました。

今後、はんこレス化が進むとは思いますが
人生の節目にはんこを押す文化はまだしばらく続くと思います。
ということでお子さんの成人のお祝いにオリジナルのはんこを作るというのはいかがでしょうか。