2026年5月16日土曜日

A家食堂で遠い時代に思いを馳せながらいただくランチ

今年の時空散走 春ツアーのランチはA家食堂

初めて行ったのは多分、子どもが幼稚園に通っていた頃。

こちらのお店がオープンしたばかりの頃かな。

「沖縄そば」がどんなものか知らなかった私は日本そばのようなものを想像していたら

出てきたのがそばというよりラーメンに近いもので驚いたのを覚えています。

今回はみんなで日替わりランチをオーダー。
沖縄そばに豚の角煮がのったごはんにサラダ、デザートにちんすこうがついていました。
沖縄そばの上にものっている豚の角煮がすごく柔らかくて美味しい♪


ここは常磐炭鉱の長屋だった建物。
今回のツアーでは温泉をめぐる物語をたどるので、ツアー前のランチに行きたかった場所です。
この建物はどこからか移築したものなのかと思ったら
当時この場所にはこういった長屋がたくさん並んでおり、建物の後ろには共同の洗い場も。
(今でも共同洗い場の跡らしきものがあるそうです)
残念ながら駅前再開発に伴い、こちらの長屋も取り壊されることが決まっているとのこと。

こちらの建物はもともとは天井があったそうですが
それを取ってしまったので梁がむき出しになっています。
よく見ると梁のところに電気の配線も見えます。
これも当時のものだそうで、電気屋さんも当時の資料を見ながら配線工事をしたそうです。


時空散走のツアーのサポーターをすることになって知ったのが鯨岡安見子さんという女性。
高校まで湯本で育ち、毎日新聞社政治部の記者から、黎明期の民放テレビ局日本テレビ初の女性ディレクターを勤め、日本のプレタポルテの土台も築き、自らアミコファッションズを設立。戦後のファッション業界の草分け的存在であり、三宅一生氏ら多くのデザイナーに影響を与えた方でした。
その鯨岡安見子さんのご主人は沖縄で琉球料理のお店を持っていて
なんとそのお店で修行したのがA家食堂のオーナーなのです。

不思議なつながりのあるA家食堂。
毎回、時空散走のツアーではお店の前でA家食堂の説明や鯨岡安見子さんのお話をしていました。
なので、今回やっとスタッフと一緒にランチができてよかった~。


時空散走のサポーターはみんな女性。
鯨岡安見子さんの生まれ育ったふるさとで
こんなに女性たちが元気でいきいきと活動していることを知ったら喜んでくれるかな
喜んでくれるといいなと思いました。


沖縄と湯本のつながりや、常磐炭鉱の長屋で生活していた人たちに思いを馳せながら
沖縄料理をいただきませんか?
A家食堂の営業日はInstagramでご覧ください。

2026年5月15日金曜日

あそびしょくどう12月 謎解きあそび

なかなか進まないあそびしょくどうレポート(苦笑)。今回の振り返りは昨年12月開催分です。


12月、年末ということでスタッフミーティングはスタッフ各自の「いやしの場」をひと言
みんなの前で話すことからスタートしました。
SHOZOカフェだったり、温泉とアーユルヴェーダだったり、生の音楽のコンサートや
快活クラブ、ボードゲームカフェ、日光浴など様々ないやしの場が登場しました。


ミーティングのあとはみんなで準備。


今回は「ここがいい!!」「やったー!!」を見つける暗号解読がテーマです。


りっちゃんの靴下がかわいい。「あ」がいっぱい。デザインあ展で購入したものだとか。


提示されたお題を見つけてタッチする遊びや
りっちゃんとじゃんけんをして負けたらその場で座ったりして軽くウォーミングアップ。


みんなの気持ちがほぐれたらさぁ今日のテーマに入ります。


ひとり三枚、折り紙をもらいます。
まずアートスペースの中にあるもので「ここがいい」と思ったものをチームでひとつ決めます。
その“もの”についてのヒントをひと言、書きます。


そしたら大人VSこどもでじゃんけんをして
勝った方が負けた方からヒントが書いてある折り紙をもらいます。


ヒントを多く集めた方が謎が解きやすくなります。


それぞれのチームで集まったヒントをみながら暗号を解析します。


大人チームはこの大きな柱に関する謎解きを仕掛けたのですが、子ども達に見破られました。


こちらはちょっとした秘密のお仕事。


透明な養生テープを一人一枚、アリオスの1階に貼りつけてくること。
あそびしょくどうのメンバー以外には見つからないところに貼りつけて
来月まではがされることなくそこに貼ってあるかを確認する秘密の指令です。


それが終わったら今日の本題。犬チームと猫チームの2チームに分かれて
アリオスの1階か2階の中から「これだ」と思うものをチームで一つ決めて
それについての謎解きを仕掛ける、という遊びです。


作戦会議スタート。「何についての暗号を考えようか?」
みんなの視線の先にあったのは……。


天井についている黒い機械。「丸い」「黒い」「上から見ている」などの暗号を思いつきます。


犬チームは黄色い折り紙に暗号を、猫チームは緑の折り紙に書きました。


さっきのように相手チームとそれぞれじゃんけんをして
負けたら勝った人に折り紙の暗号を渡します。


じゃんけんが終わって各チーム、相手チームから奪った折り紙を開けてみます。


うーん、暗号をもとにシンキングタイム。


犬チームは猫チームの暗号が示すものを探しに2階へ。


折り紙のヒントを元に探します。


あれでもない、これでもない、うーん、なんだろう?


「いつも見てる」「色が変わる」「光を届ける」「でこぼこ」「くろい」「ぎざぎざ」なーんだ?
上を見上げて「あ、これじゃない?!」


犬チーム、みんなで上を指さして「猫チームの暗号はこれだ!!」と指摘。見事、正解しました。


次は猫チームが犬チームの暗号の正体を推理するために1階へ。


猫チームも誇らしげに天井を指さして「暗号が示すものはこれだ!!」あー、お見事です。


最後にさっき、みんなで隠した透明な養生テープが来月のあそびしょくどうまで
誰にも見つからないではがされませんように~、のエイエイオーをして解散しました。


番外編 暗号探しをしているときにキッズルームに立ち寄ったら魅力的なおもちゃがあって
ひとりチームを離脱してりっちゃんときょんちゃんにフルコースを用意した子がいました。


あそびしょくどう終了後、フルコースを堪能する二人。


今日も楽しい時間をありがとうございました。

2026年5月14日木曜日

読めないフォント

想像するよりも実際に体験した方がずっと実感できる。

強度行動障害の講座を受講したときも、まずそこから入ったなぁと思い出した。

ディスレクシア(発達性読字障害)の人は文字がどう見えているか、というのがやっと分かった。

2026年5月13日水曜日

編集すること

今回の時空散走春ツアーを終えての感想は

キッズ★アリぺでずっとやってきたことが活かされていた、ということ。

今までは真っ白な紙面をどんな情報でうめるか、ということをずっとやってきたのだけれど

自転車ツアーの内容を考えることも実はそれと同じことなのだと気づいた。


時空散走の自転車ツアーもはじめは真っ新な状態で、どこに行くとか全く何も決まっていなくて

でも13時から16時までの時間、ある程度決まった範囲の中で

ツアー参加者をどこに連れて行くか、どんな話をするかを考えなきゃいけない。

ある程度の地域の基礎情報は事務局から提示されているから、それを使ってもいい。

とにかく自分で組み立てる。


そしてそれが「編集」という仕事なのだということも分かった。

(今まで「編集」というのがよく分かっていないで仕事をしていた……)


キッズ★アリぺでも時空散走でも自分が大事にしていることは

自分が「おもしろい」と思うことや「ドキドキワクワクする」ことを取り入れること。

それが一番重要だと思う。


今回はたまたま友人の投稿を見て「これはネタになるのではないか?」と思って

直接会って話を聴かせてもらった。

そしたらすごくおもしろくて、そこからいろんなものが展開していった。

あと、発信することも大事だと学んだ!!

同じ時空散走サポーターからも貴重な手記を提供してもらえたし。


キッズ★アリぺやたっちの時もそうだったけれど

ネタというのは実は自分の周りにたくさん存在しているのだけれど

でもそれをネタだと気づけるかどうか、それもすごく大事だし

あとはが味方してくれたりするな、と思った。

(あんなに探しても見つからなかったものと

会いたくても会えなかった人にツアー当日にばったり会えて

私が知りたかったことを参加者皆に説明してもらえたのだから)


自分では思ってはいなかったけれど、自分の経験が意外なところで役に立つなんておもしろい。

2026年5月11日月曜日

お寺の話など父から聞いた話のメモ

実家で時空散走のリサーチをしていた時に父が話していたことも忘れないように記録しておこう。

時空散走のリサーチをしていた時に父が話していて

そんな話、日本史の勉強で聞いたことがあったなぁと思い出した。

 

お寺には「格」があった、ということ。身分によってお寺(菩提寺)が違う。

現在ではお寺は自分の好きなところを選べるような、そんな感じだけれど

昔は武士や商家、農民、穢多・非人それぞれの属性で菩提寺が決まってしまった。選べなかった。

だから昔は縁談があると相手の家のお寺を調べた。そうするとどういう出自の人かが分かった。

なるほどなぁ~と思った。

 

妙覚寺では朝鮮からの人や無縁仏を弔っていたけれど

新しくできたお寺だったのでできたのかもしれないし

昔からあるお寺は格の関係でできなかったのかもしれないな、と思った。

 

それから妙覚寺には女郎屋の女郎のお墓もあると言っていた。

炭鉱が華やかだった頃は町には女郎屋も沢山あったからだ。

 

それから炭鉱の落盤で亡くなった人のお墓もあるそうだ。

当時、炭鉱では坑区が1つの組で受け持って担当していた。

地下にもぐって穴を掘る作業をするのだが、暗い地下では他の人と顔を合わせないで済むので

素性を知られたくなかった人なども多かった。

坑区の組長はみんな面倒見がよく、自分の組で亡くなった人の供養もしていた。

1つの組が家族のような、たぶんそんな感じだったのだろう。

だから事情がある独り者の人も炭鉱に集まってきて働いていたのではないか、という話だった。

2026年5月10日日曜日

会社の名前の由来

今回の時空散走ツアーで、おじいちゃんがつくった会社の名前の由来を知ることができた

それが一番の収穫でした。


ツアーのスタート地点でおじいちゃんの話をしたときに参加者の人から

「会社の名前にある山ってもしかしてこの山のことですか?」と質問されました。

私は今まで疑問にも思ったことがなくそのまま受け入れていた名前だったので

私も「あ、そうか」と初めてそこで知りました。

そしておじいちゃんのとんでもなく篤い信仰心に驚きました。やっぱりただものではない!!


ツアーが終わって夕方、実家に行って両親に聞いてみたら

二人口をそろえて参加者の人と同じことを言うので

「え、知らなかったのって私だけ?」と思いました。(笑)

いろんな人が参加するとそれだけ視点も異なるし

自分では気づかないことも教えてもらえるからいいなぁと思います。

今回、指摘されなかったらきっと私は一生その名前の意味を知ることはなかったと思います。


時空散走は町の思い出や歴史をたどるものでもありますが

私にとっては父方の祖父母を知る旅でもあります。

(祖父は父が中学生の時に亡くなったので母も祖父のことは知らないのです。

だから祖父のことは伯母や親せきの人に聞くくらいであまり分かりません。

私の中での祖父は輪郭すらもぼんやりしています)

父に「おじいちゃんのことを教えて」といっても何を話していいのか分からないと思います。

今回も時空散走のリサーチをするためにちょこちょこ質問してみたのですが

そうやって具体的に聞いてみると父も思い出しやすいみたいでいろいろ話してくれました。

会社の名前の由来についても私の中では大発見です。

時空散走は私にとっては親孝行の旅でもあります。