Facebookの絵本の紹介グループで見つけて借りてきました。
著者の坂本さんは 小さな野良猫を保護するまで、庭先でご飯をあげていたそうです。
でも…あまりにも鳴かないので、捕獲した時に、そのまま獣医に連れてゆき、「何か声帯に異常があるのでは」と尋ねてしまったほどだと…。
その日の真夜中…ケージを置いてある部屋から心細そうな鳴き声が聞こえた時は、心底嬉しくて…泣いたそうです。
という紹介そのままの内容でした。
野良猫は鳴かない。それはまるで、ただそこに存在しているだけの“いしころ”のよう。
でも保護されて、この人を信用していいんだ、と分かって心からあふれ出す言葉。
そしてもう自分は“いしころ”じゃないよ、と締めくくられていました。
街で生きている野良猫ちゃんはみんな、きっとこんな気持ちで生きているのかな。
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