2022年11月16日水曜日

子どもの気持ち

昨日参加した講座
合間合間に参加者同士でディスカッションする時間があって
私は現在は学童施設だけれど以前は保育園に勤務していたパパさん保育士さんと
子育て支援施設で働いているママさんスタッフと三人でお話しました。

ある状況のもと「こんなとき、どうする?」というお題で話をしていた時
パパさん保育士がご自分のお子さんの話をしてくださいました。

幼稚園で、集団で遊んでいるお子さんから少し離れたところでポツンとそれを見ているわが子。
臨床心理士さんとお話する機会があった時にお子さんのことを相談したら
「その時のお子さんの表情はいかがですか?楽しんでいる表情なら大丈夫ですよ」
と言われたそうです。
直接その輪の中に入っていなかったとしても
ちょっと離れたところからお友達たちの様子を見て
自分なりにいろいろ想像しているのだそうです。
自分もその中に入って一緒に楽しんでいることを。
だから心配いりませんよ、ということでした。

で、パパさん保育士。
以前、園で田植えに行ったそうです。
1人、この子はきっと田植えやらないだろうなぁと想像できる子がいて
案の定、田んぼについても少し離れたところから見ているだけで一緒にやらなかったそう。
汚れたり、泥の感覚にまみれたりするのがイヤなんじゃないかな、パパさん保育士。

保護者はとにかくみんなと一緒にやらせるのに必死だったそうですが
もしかしたらその子も
直接体験はしていないけれど遠くから見るだけでも十分に参加していたかもしれないし
感覚過敏でどうしてもそれは受け入れられないことだったのかもしれないよね、と。

で、私やもう一人のママさんスタッフも
「そういう場面だったら私も
めったに体験できないことなんだからやってきなさいって無理やり参加させたと思う~」
私の今までを振り返ったら、そんなことばっかりだったよ……
自分の一方通行の気持ちだけで、子どもの気持ちを想像することなんて考えもしなかったな
と反省しきりでした。


パパさん保育士、いっぱい引き出しがあって
やっぱり子どもたちとの経験の積み上げなんだなぁって
私もそんなに沢山引き出しができるように経験を積みたいと思った勉強会でした。



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