2022年11月22日火曜日

夢みる小学校と家庭教育 ~夢みる小学校を観て思い出したこと その1~

夢みる小学校」を観てきました。

今は大学生になる我が家の子どもたち。

その子どもたちが小さかった頃、私も「きのくに子どもの村学園」を調べたことがありました。

その頃は和歌山県にある学校だけだったので、現在はこんなに学校が増えたのか!!と驚きました。


子どもが小さかった頃、書き留めた言葉。

親野智可等(おやのちから)先生のものだったと思います。

将来、知識力や処理能力という部分はコンピュータにとって変わられる。しかし、アイディアを出すことや創意工夫をして問題を解決したり、更によいものを作ることは、人間にしかできない。

学校にいる間は見本と同じものをつくるように頑張るけれど

社会に出ると独創性のあるものを求められる。

今までそのようなことをしてきていないのに、いきなり独創性を求められてもできないよね

そう思いました。

どうして「きのくに子ども学園」を調べたのか、詳しいことは覚えていませんが

多分、独創性とか創造性とか、その頃はまだ非認知能力という言葉はなかったけれど

そういったものを養うためにはこういう学校に通わせたらいいんじゃないか

そう思ったんじゃないかな。


結婚した当初は東京に住んでいて、主人の実家も近くてよかったのですが

上の子ちゃんが1歳になってすぐに主人の転職に伴い愛知県へ。

1年半程度で主人の関わっていたプロジェクトは終了し

大阪や福岡での仕事にも誘われ、また東京に戻る選択肢もあったのだけれど

子育てをするなら土地勘もあるし教育環境もよく分かっている自分の地元がいい、と

無理やり私が主人と上の子ちゃんを連れてUターン。

でも子どもたちが成長して幼稚園、小学校と通うようになって

子どもたちの教育を考えたとき、やっぱりあの時、東京で仕事探せばよかったかな

子供たちに将来「どうしてあの時、東京に戻らなかったの」といわれるのではないかと

そんなことを思うようにもなりました。


でもそんな時、ふっと

東京に戻ったとして、子どもの教育を全部学校に丸投げしちゃったら同じじゃないか。

田舎にいてもできることはあるんじゃないか?

学校でできないなら家でやればいいんじゃない?と思って

後ろ向きだった思いが前向きになりました。


これからの時代に必要なのは、独創性や創造性とともに

知らない人と協力して物事を遂行させたり

自分のやりたいことを見つたり

やりたいことが見つかったら、困難なことがあってもいかに諦めないでやり通せるか

そういう人が必要とされるのだと思うし

そういう力を育めるようにすればいいんじゃないか、と私は思いました。


いわきにいても、いろんなことを体験させられる場所は沢山あります。

そんな思いがあっていわきこどもプロジェクトとして情報発信しています。


あ、でも一番大事なのは、たとえいろんな環境を子どもたちに用意することができなくても

子どもを全力で愛して、お父さんやお母さんや家庭が子どもの心理的安全基地になっていれば

それだけで十分だと思います。


その2につづく

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