「お昼ご飯何食べたい?」と駅に行くまでの道すがら、寄り道できるお店を一つ一つ挙げてみる。
すると「うどんとそばの店がいい!!」というので
真ん中ちゃんの幼稚園時代、同級生だった子のおばあちゃんが営むそば・うどんのお店へ。
何が好きなのかよく分からないのでメニュー表を見ながら一つ一つ説明すると
「わかめうどんがいい」。私はかき揚げの入った「天ぷらそば」。
二人で並んであったかいうどんとそばをすする。
「これから寒くなるとお客さん、増えるでしょ?」とおばあちゃんに聞くと
意外に寒くなりすぎると客足は伸びないのだそう。
その後、ちょうどいい時間の電車があるので
「ちょっと電車に乗ってみようか」と提案してみる。
二つ先の駅に行って、お友達のお店でジュース飲んで帰って来ようよ、と。
駅に行って運賃の見方を説明し、切符の買い方を教える。
甥っ子は自分の財布からお金を出して券売機で切符を買い、自動改札に切符を通して。
車社会だと電車に乗るってあんまりしないから、もうそれだけでプチ旅行の気分。
電車に乗って流れる車窓から、いつも車で通っている道や建物が見えたりして大喜び。
駅からちょっと歩いて友人の経営するcafeへ。
飲み物の中からクリームソーダを見つけて「これがいい」と指さすと
特大のアイスクリームがのったソーダが出てきて大喜び。
最初は緊張した面持ちでいたものの、お店のスタッフにもだんだん打ち解けてきて
リュックの中に入れてきた宝物を出して見せてくれた。
ちょっとおしゃれなレトロカフェで飲むクリームソーダ。
私も小さかった頃は喫茶店というと大人の世界イメージで
父親や知り合いのおばさんに連れて行ってもらったことがあるのだけれど
なんだかそれはちょっと特別なことのような気持ちで、今でもそれは覚えている。
甥っ子ちゃん、大人の仲間入りしたような気持ちで飲むソーダは美味しいだろうなぁ。
帰りは「疲れたけど楽しかった!!」と。たまにはこんなプチ旅行もいいよね。
いつか大人になった時
「そういえば昔、一緒に電車に乗ってお出かけしてクリームソーダ飲んだな」って
そんなこと思い出してくれたらおばさんは嬉しいな。
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