2014年1月22日水曜日

足あと

娘が7歳になる少し前にときに書いたものです。


足あと

ある夜 わたしは 夢を見た
神さまと二人並んで わたしは 砂浜を歩いていた
・・・・・
砂の上に 二組の足あとが 見えていた
一つは神さまの そして 一つは わたしのだった
・・・・・
しかし 最後に
わたしが 振り返って 見たとき
ところどころで 足あとが 一組だけしか
見えなかった
・・・・・
「わたしの愛する 子どもよ
わたしは けっして お前のそばを
離れたことはない お前が もっとも
苦しんでいたとき 砂の上に 一組の
足あとしかなかったのは わたしが
お前を抱いていたからなんだよ」


息子が水疱瘡になりました。
今はもう、赤いかさぶたになって
そのかさぶたも日を追うごとに小さくなってきています。
ピーク時には40度を超す熱を出して苦しんでいました。
お姉ちゃんに比べて息子は男の子のせいか、よく40度を超す熱を出します。
大丈夫だろうか、ととにかく心配になりますが
(心臓をわしづかみにされるようなそんな気持ちになります)
そんなとき、思い出す詩です。
北海道の有名な修道院のお土産に入っていたと思います。
熱にうなされる我が子に
きっと今、神さまがこの子を抱きしめて下さっているに違いない、
だから大丈夫、心配ないよ、と自分に言い聞かせ、
子どもにも「神さまがあなたを抱きしめて下さっているから大丈夫だから、
お母さんもそばにいるから大丈夫だよ」
と一生懸命声をかけます。
水疱瘡も治りかけてほっとしています。

明日、長女は7歳になります。
そして私達も、お父さん、お母さんになって
7歳の誕生日を迎えます。

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