手話に興味があるので
第1回目の「手話ではなそう」という内容を見て気になりました。
ご住職からのメッセージ
地域にはいろんな人が生活している。お寺にいろんな人が集まって、喜びや悲しみを共にし、出会いや別れを大切にする場を作っていきたい。
寺子屋は子どもを中心とした学び合いの場を目指し、子どもの学ぶ姿から大人もまた学ぶ、そういう場にしていきたい。
このメッセージを読んで興味を持ちました。
その後、子どもたちは各自持ってきた宿題に取り掛かりました。
よく冷えたジュースも一緒に。
手話の先生と手話通訳士の方をお招きしての教室です。
先生の手話を通訳士の方が通訳してくださいました。
「先生は耳が聞こえません。
お客さまがお家に来た時、『ピンポーン』とベルを押しても先生は聞こえません。
じゃあ先生は、どうやってお客さまが玄関に来たことが分かるのでしょうか?」
というのが手話通訳士を通した先生の最初の質問でした。
参加している子どもたちはみんな耳が聞こえます。
「耳が聞こえないってどういうことなんだろう?」と想像しながら
手をあげて何人かの子どもたちは思い思いの考えを発表しました。
やっぱりちょっとこの質問は難しいかな、と思われましたが
ある子が「光!!」と答えました。
そうです、ベルの代わりにパトランプが光って来客を知らせるそうです。
その後も「今日のように、お出かけするときに手話通訳士と一緒に出掛けたいとき
どうやって手話通訳士の人にそのことをお願いするでしょうか?
耳が聞こえないので電話は使えません。」という質問が投げかけられました。
この答えは子どもたちも比較的すぐに出ました。
今はメールだったり、以前はFaxを使ったりしていたそうです。
メールやFaxがなかった時代は、役所まで出かけていって窓口でお願いしたそうです。
だから「今は便利になりましたね。」と。
こういった質問を子どもたちに投げかけることで
耳の聞こえない人の生活を子どもたちが想像するきっかけになったかなぁと思いました。
「社会にはいろんな人がいる」ということを子どもたちが実感を持って知る、感じる、考える。
こういう機会があるって、すごくいいなと思いました。
子どももみんな一生懸命、練習していました。
いただいたお菓子はスタッフが小分け袋に入れました。
寺子屋の最後にじゃんけん大会をして、みんなにお土産として配布します。
寺子屋終了後は今後の予定の打ち合わせました。8月はおかげさまで定員に達したようです。
8月の次は少し間が空いて、11月、12月、1月の開催になります。
子どもたちの先生も募集していますので
寺子屋の趣旨に賛同し、寺子屋で先生をしたいなという方はお知らせください。
寺子屋終了後、お寺の境内で元気よく遊ぶ子どもたち。子どもの主食はあそびだものね。
走り回る子どもたちを見て、自分が幼かった頃を思い出しました。
私が育った家もお寺の隣でした。小さな頃はお寺の境内でよく遊んだっけ。
私も兄妹たちも、地域の人たちに育ててもらったなぁと。
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