今日はみっとんさんへ
開店時間よりちょっと早く到着したので
お庭のソファーに座って持ってきた本を読んでいました。
ドッグランもあります。これからの季節は外でおしゃべりしながらのランチもいいかも。
窓際には兜やこいのぼりが飾ってあってかわいい。
幼稚園の慣らし保育から帰ってきた副店長が荷物入れのバスケットにすっぽりはまってみたり
バスケットを並べたり重ねたり、お店の中をあちらこちら行ったり来たりして
見ているこちらも楽しくなりました。
サラダのソースがかわいいピンク色だったのはむらさき玉ねぎだったから。
イチゴのソースかと思った……。
今回はほうじ茶をいただきました。
こちらもお茶碗の底に「福」の文字が入っていて「いいなー」と思ったので撮りました。
ちなみにカニが描かれています。
お店にある本棚。コナンやワンピースのマンガもありますよ。
お料理の本にまじって“カフェを始める人のための本“なども。
気になる方は手に取って読んでみては?
私は仕事柄、自閉症や発達障害についての本が気になりました。
ランチセットにはデザートとドリンクがつきます。
大ぶりのシフォンケーキとマグカップにたっぷり注がれたココア。
純ココアでつくっているのでとっても濃厚です。
みっとんさんに「自閉症や発達障害の本があるのはどうしてですか?」と聞いたところ
大学で社会福祉士の勉強をしていたそうです。
その時に佐々木正美先生に出会い
佐々木先生が教鞭をとっている川崎医療福祉大学の大学院へ進学し、勉強したそうです。
私も佐々木先生の本は読んだことがあって
子育てで悩んだことや落ち込んだときに先生の言葉に励まされたのですが
私の中では「本の中の人」だった佐々木先生から直接、教えをうけられたなんて……。
私が知っている佐々木先生は「児童精神科医」だったのですが
児童精神科医としてだけでなく、発達障害や自閉症のお子さんについても研究していたと
みっとんさんから教えていただきました。
TEACCH(ティーチ)という療育支援プログラムを日本に紹介した自閉症研究の第一人者であり
支援者を育てようと、厳しくも優しく学生を指導されていたそうです。
みっとんさんは大学で社会福祉士の勉強をするなかで
支援学校に通う生徒さんの実習の受け入れ先をつくりたい
そのためにはまず、支援学校に通う生徒さんや支援学校のことを知りたい
そう思って大学院を卒業してからいわき支援学校で先生をしていたとのこと。
その後、料理の専門学校に通って料理の勉強をしたのちにカフェを開業し、現在に至るそうです。
カフェを開業してからお子さんを2人出産されましたが
実際に子育てを経験してみて、やはり経験してみないと分からないこともある……と。
私は自閉症の方の支援の話や
みっとんさんのご主人が中学校の先生をされているので学校の話もしたり
まさかこんなところで仕事の話ができるとは思わなかったので驚きました。
やっぱり“人”っておもしろいな、と思います。いろんなことがあって今があるんだなぁ、って。
こちらのカフェには、家族に自閉症の方がいらっしゃる、そんな方も息抜きにいらしたり
夏休みなどは近所のお子さんが宿題とお弁当を持ってやってきて
ドリンクはオーダーしてもらうそうですが、宿題をした後はゆっくりカフェで過ごしてもらったり
そんなこともしているそうで
ご近所同士で子どもたちを見守り、育てているって素敵だな、と思いました。
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