ヘラルボニーの作品はすごく素敵な、オシャレで目を惹くデザインだなと思っていましたが
健常者だったら「こう描いたら他の人にどう思われるだろうか」などというリミッターがあるけれど
彼らはただ「描きたいものを描く」。
だからこそ心を動かされるような表現できるのか、という発見がありました。
あとはやっぱりお兄さんが自閉症だったことで
家庭の外で周りから受ける視線や投げかけられる言葉から感じる違和感。
私も今の仕事に就いてからいろいろなことを知ったり見方が変わったり
思いの温度も変化したけれど……。
彼らが出した意見広告の
「この国のいちばんの障害は、『障害者』という言葉だ。」
という言葉に深く同意しました。
障害は“欠落”ではなく、“違い”だ。
本当にそうだと思います。
それから作家さんとのやり取りやモノづくりもすごく丁寧で
決して「これやってあげたらきっと喜ぶでしょ?」という上から目線でのモノづくりではなく
きちんと作家さん本人の喜びになるのかを確かめてから商品化している
その過程もすごいし、信頼できるな、と思いました。
社会に生きるみんなの意識もアップデートされていきますように。
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