「不登校でも学べる」読み終わった。
不登校かそうでないかは関係ない。親であればぜひ読んで欲しい一冊だと思う。
著者はいろいろな学校を取材して、様々な親子や先生から話を聴き
また著者自身がすごく子どもが好きで
自身も分かったころは「先生になりたかった」(実際、教壇に立っていたこともある)方で
だからすごく保護者寄りの目線なので読んでいてとても安心した。
最後のまとめの部分を読んで、佐々木正美先生の本や田中先生の本を思い出した。
メリトクラシー(能力主義、成果主義、功績主義)に取り込まれずに生きてもらうために親が子どもにできることとしては、「君なら大丈夫。堂々と生きていきなさい。困ったときにはきっとそばにいるから」と言ってやることです。根拠なんてなくても、心の底からそう信じてやる。
親のそのひと言は、子どもにとっては「自分は大丈夫」と信じるための最強の根拠になります。それが親にできる最善かつ唯一のことではないでしょうか。そうしたら、本当に大丈夫になると、これも数々の学校取材を通して、ベテランの先生たちから聞いています。子どもシェルターのスタッフからも聞きました。親が親という立場であるがゆえにもつその不思議な力を、過小評価すべきではありません。
「子どもを信じて待つ」ことが大事ってことなんだろうね。
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