先日、人に頼まれてあるフォーラムで私が関わっている団体「あそび工房」の事例発表をした。
最初は軽い気持ちでOKしたものの、実際は資料を作るなど結構大変なことだった。
生まれて初めてパワーポイントのソフトを使い、
自分が撮った写真の中でどれを参加者に見せるか、どんな話をしたらいいのか、
フォーラムの中での自分に託された役割を何度も考え、
この話を持ってきた人は私にどんな話をして欲しいのだろうと思い
スタッフや主人にアドバイスをしてもらいながら原稿を作った。
最初はなかなか上手くいかなかったものの、アドバイスをもらい
私が作成した資料に主人が手を加えて体裁を整えたり、
私の言いたいことを主人が端的に表現してくれたことで
なんとか提示された15分で発表できる資料ができた。
主人が「いい資料になったね」と何度も何度も喜んでくれたことが
私にとっては何よりの励ましになった。
(でも原稿の読みを全然練習しないで、発表の前日に予行練習したら上手にスラスラ読めないし、
声のトーンも暗いし、早口だから何度も主人にダメだしされたのだけれども)
緊張しながらも迎えた本番。
やっぱり早口で、練習したように明るい口調では発表できなかったけれども
なんとかやり終えてホッとした。
発表を聞いてくれた友人達はみんな褒めてくれたけれど
本当にちゃんと出来たのかすごく心配だった。
内容もとってもよかったとみんなにいわれて
「でもね、あれはスタッフのアドバイスと主人が上手に手直ししてくれたから
あんなにいい資料ができたの。私がすごいわけじゃない」と思っていた。
それを帰ってきてから主人に話したら
「そんなことはないよ。自分は手伝ったけどね、でもあなたがあそび工房や、
スタッフのことをちゃんと見ていなければあの発表はできなかったよ。」
といわれ、ハッとした。
そうかもしれない、と思った。
あそび工房の、私が好きだと思っている点、いいなと思っている点を発表した。
だから私にしか出来ない発表だったと思う。
素敵だと思うスタッフのみんなのことを多くの人に知ってもらいたい、
そう思って発表に臨んだ。
そして、素敵なスタッフに恵まれて私はとても幸せだと思った。
あそび工房の事例発表はこちらでご覧になれます。
あそび工房の発表は35分すぎより始まります。
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