2024年9月23日月曜日

勉強会「生きづらさを抱えた女子としんどい育児をしているお母さんへのアドバイス」の感想

明日、研修報告書を書くので、金曜日の話を聴いて思ったことをまとめなきゃ

と思って、とりあえず話を聴いて思い出したことをメモしてみようと思います。


ママがいい!」早期に母親から子どもを引き離してしまうことへの警鐘。


夏に聴いた、佐々木先生のお話

おうちの人に甘えることができないお子さんは

保育士さんや幼稚園の先生にいっぱい甘えさせてください。

そんなお話もあったなぁ。あらためてレジュメを見直してみる。

「自己愛ではない、子どもへの愛情」という話もあった。

それから「人は愛されるから愛することができる」。


田中茂樹先生のお話。甘やかしと愛情を注ぐことの境界。近すぎる親の話。

親が「いつも機嫌がいい」ただそれだけで

子どもにとっては「自分の存在を認めてもらっている」ということ。

カイガラムシのついた柿の話。

緩い環境の時は問題にならなかったことも、隙間や緩さのない環境になると「問題」とみなされ

治療や投薬が始まってしまうこと。


先日、参加したお産のおはなし会

産後鬱のこと、ガルガル期や出産後のママがナーバスになる話。

助産師であっても(知識として知っていて、日々ママ達に指導していることであっても)

実際に体験して「ああ、本当になるんだ」と思った話。

もっと自分の出産について、ママ達がいっぱいおしゃべりできる場があるといいのかなぁ

と思ったり。


西内みなみ先生の「子育ては、愛された自分さがし」。

私も幼少期の時はいろいろあったけれど、でも子育てしていて時々、思い出すことがある。

生きづらさを抱えているママも、全く思い出すことはないのかな。愛された記憶。


小さなお子さんをお持ちのママに「どんなことを知りたいですか?」とアンケートを取ると

「子どもと一緒に行けるごはん屋さん」だったり「子連れOKのカフェ」という回答がかえってきます。

ある施設の方とこの話をしていたら

「そんなにお子さんを連れて食事に行くのってハードル高いんですか?」と聞かれたので

「私自身は子どもが小さかった頃はあまり気にしないで一緒にどこでも行っていたので

今のママ達は気にしすぎなのかもしれませんね」と返答しました。

ママ達が気にしているのもあると思いますが、その一方で

もしかしたら昔と比べて周囲の目も、子育て世代に対して厳しくなっているのかもしれない

だとしたら、自分自身を含めてもっと意識を緩めて寛容にならないといけないな、と思いました。


勉強会の最後の質疑応答の時に

「先生は沢山のママ達からアフターフォローをしているけれど、それは加算になっているの?」

という話になりました。

先生は点数や加算がつかないにもかかわらず、丁寧にママ達をフォローしていることが分かりました。

そういえば出産費用の保険適用についての話を少し前にFacebookで見かけたことを思い出しました。

出産費用の保険適用についてもまったく知りませんでしたが

もし保険適用になったら「これは点数になるから、加算になるから」「これは点数にならないから」

といった具合に、妊婦の気持ちよりも点数や加算で様々な判断がされてしまうのだろうか

と考えて、それはすごく困るな、と思ったのを覚えています。

でも先生はママたちの気持ちに丁寧に寄り添い、話を聴き

心配ないだろうと思うまでずっとフォローを続けている。なんと有難いことだろう……。


子どもを産んだら自動的に「お父さん」「お母さん」になれるわけではない。

子育てについて学校で教えてもらえるわけではない。だから知らなくて当たり前。

時間の関係で実際にお話にはなりませんでしたが、ちょっとだけ見えていた先生のスライドから

私が以前、キッズ★アリぺの取材で先生のお話をじっくり伺ったときのことを思い出しました。

先生の話、今でも時々ふっと思い出して

子どもの幸せって、親としてどうしたらいいんだろうか、とふと思う時があります。

先生の話は残念ながら全て文章にして紹介することはできなくて、短くまとめて掲載したのですが

あのまま文章にして載せられたら、子育て中のママの気持ちや考えに一石を投じることができたかも

と思いました。


ネットの発達によっていろんな情報が散乱していて

中には子どもや赤ちゃんのことを考えているというよりも営利に傾いた

そんな情報であったり、商品が多いなと思うことがあります。

鴻巣麻里香さんの「わたしはわたし。あなたじゃない。」でもテンプレートにだまされるな

という話がありました。

(それから「子育ては正解のない、承認を得られにくい活動だからこそ

孤独感や無力感、不安を感じる」という話もありました)

誰かに都合がいいように、流されてしまわないように。本当に大事なことって実はとてもシンプル。

だからこそ、こういったお話をこれからパパやママになる世代に聴いて欲しいなと思いました。


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