2017年5月22日月曜日

命をたどる旅 くらし随筆4

震災が起こる前年、5月連休に岡山と広島に行ってきました。
主人の両親は岡山県倉敷市で生まれ育ち、主人の父方の祖母は現在も倉敷市で生活しています。義母の両親のお墓は広島市にあります。
主人の父方の祖母と子ども達は初対面。祖母もひ孫達との対面をとても喜んでくれました。
この旅は主人の両親の実家のお墓参りに行くことが目的でした。

沖縄のお話で「いのちのまつり」という絵本があります。主人公に「ぼうやに命をくれた人は誰?」と問いかけて、自分には沢山のおじいちゃんとおばあちゃんがいて、その人達からずっと命が続いている、ということに気づくお話です。
その絵本を思い出して「みんなの命は沢山のおじいちゃん、おばあちゃんからつながってきているんだよ。命をありがとう。みんなのおかげで生まれてくることができました。」とそれぞれのお墓の前で手を合わせました。

自分はいろんな人達から命のリレーをして生きていること、沢山の人達からのおかげさまで生きていることを感じて欲しいと企画した旅でした。

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