主人と出会ったのは大学生のときでした。
私は高校時代に吹奏楽部に所属し、マーチングの経験もしました。
同じく進学した同級生が東京・埼玉を拠点に活動するマーチングバンドに入りました。そのバンドは高校でマーチングを指導してくださったK先生が大学時代に所属していたバンドでした。
同級生に誘われて私も入ったところ、ある時バンドのOBとして手伝いにきた主人と出会いました。主人は私が卒業した高校のことをよく知っていて「どうしてこの人は島根にある高校のことをよく知っているのだろう?この人は一体……。」と警戒しました。
主人は同じバンドで活動していたK先生に誘われて、卒業生ではなかったのですが私が卒業した後、私の母校に教育実習に行っていたのでした。
そのことがきっかけとなり現在に至るわけですが、もし私が地元の高校に進学していたら……。きっと全く別の人生を歩んでいただろうし、3人の子ども達にも会えなかったでしょう。私は主人と出会うためにあの高校に行ったと思っています。
「縁」とは本当に不思議なものです。
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