2014年10月号のこどもたっちのコラムです。
スチューデントシティは小学5年生向けの体験型経済教育施設です。市役所や会社のブースが設置され、子ども達は社会人としてそれぞれの会社で仕事をし、消費者としての体験をします。先日、息子が参加するにあたり、私も保護者ボランティアとして一緒に活動してきました。私が担当したのは市役所。企画係と一緒に活動しました。子ども達は事前に学校で勉強してくるのですが、具体的な仕事内容は子ども達も保護者も当日に知らされます。お互い手探りの中でスチューデントシティの一日が始まるのですが、次第に仕事の内容も分かってくると子ども達の中から「仕事の見通しをつけておきたい」と積極的に仕事の手順を確認したり、書類の書き方も一度教えると次は自分たちで書いて提出してきたりと頼もしく感じました。また企画係なので自分たちで考えて事業を計画したり、他の会社と協力して商品を作り上げたり、大人顔負けの活動をしていました。活動の最後にはそれぞれの会社の収支報告の発表があり、赤字になった会社、黒字の会社、残念ながら市役所は赤字決算でしたが、おうちの人はこんなに大変な仕事をして収入を得てくるんだな、ということを子ども達が分かってくれたらいいなと思いました。
今年5月堂根町にオープンした体験型経済教育施設エリム。
2階にはスチューデントシティ(小学5年生向け)、
3階にはファイナンスパーク(中学2年生向け)があります。
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