2014年8月9日土曜日

地震と原発事故が教えてくれたこと  たっちコラムno.8 

2011年4月号のこどもたっちのコラムです。 
震災直後のこの号はページ数も少なかったのですが、コラムはいつも通り掲載していただきました。
 
  3月11日は私の誕生日でした。まさかあんなことになるとは。地震の日から数日は自宅にいましたが、食べるものもなくなり、断水も続いていたので埼玉の主人の実家にお世話になることにしました。自宅では食材が尽きて非常食を少しずつ家族で分け合いながら食べていたので、主人の実家で毎回出される炊き立ての白いご飯をおなかいっぱい食べられることだけでもう幸せでした。そうして、今まで息を吸っていられたこと、水を飲んでいられたこと、電気を使っていたこと、タダみたいに思っていたことが実は本当にすごいことで、お風呂に入れたり、洗濯ができたり、ゆっくりぐっすり眠ったり、そんな当たり前のことがいかにありがたかったを身をもって知ることができました。そして連日の原発の事故の報道を見ては、大地や空や植物や動物、海、魚、沢山の自然を人間が作り出した自然界には存在しない化学物質で汚してしまっている現状に自然に対してただただ申し訳なく、ごめんなさい、と心の中で手を合わせています。そして40年も文句も言わず人間のために働いてくれた原子炉にも今はゆっくり休んでください、と願うばかりです。でも放射能は怖いけど。この地震と原発の事故が教えてくれたのは、自分たちの生活を見直し、節約や節電、節水を心がけ、自然の恵みに感謝することだと、家族で小さなことからはじめています。

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