実家の母はなるべく有精卵の卵を買うようにしています。
その母から有精卵の卵を1パックもらってきました。
息子は、卵には有精卵と無精卵の種類があることを初めて知りました。
しかも有精卵はやがて雛になってニワトリに成長すると分かり大興奮。
有精卵を食べるときもニワトリの雛を想像してしまったようで
「えぇー、これ食べちゃうの?」
と言っていましたが私達の食べるものは
お肉も魚も野菜もそれぞれのみんな命をいただいているんだから
卵だけ特別に命を食べてるわけじゃないよと話しました。
「これ、あたためたら雛が生まれるんでしょ?
あ、でもこれはもう冷蔵庫に入れてあるからあたためてもダメか。
有精卵、あっためてみたいなぁ」
というので、確かどこかの動物園で卵を人工的に育てる機械を見たことがあったなぁと言ったら
「え?それどこどこ?!見てみたい。」
人工的に育てる機械は「孵卵器」というそうですが
この分だと夏休み中に孵卵器のある動物園に行くことになりそうです。
言われてみれば、自分も有精卵は雛がかえる卵で
無精卵はどんなにあたためても雛はかえらない、ということくらいしか知らなくて
どうやったら有精卵になるのか、とかそういうことには全然興味がなかったな、と思いました。
なので図書館に行って司書の方に卵の有精卵と無精卵のことについて調べたい、と相談し
一緒にたまごの本を探しました。
いくつか参考になる本を借りて自宅に戻ると
息子は夢中になって借りてきた本を読み始めました。
借りてきた本の中で私が面白いと思って真っ先に息子にすすめたのはこれ。
ふしぎなカプセル 鳥のたまご
子どもの好奇心ってスポンジが水を一気に吸い込むように
いろんなことに興味を持っては吸収していく。
反対に大人の私は「それはそういうことなんでしょ」と頭から決めてかかって
どうしてそうなるのか、なんてまったく関心を持つこともなくて。
ああ、子どもってすごいな、と思います。
子どもと一緒に学ぶ夏です。
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