2011年6月号のこどもたっちのコラムです。
去年のGWに岡山と広島に行ってきました。主人の両親の実家のお墓参りに行くのが目的でした。主人の父方の祖母とは子ども達は初対面。おばあちゃんもとっても喜んでくれました。沖縄のお話で「いのちのまつり」という絵本があります。主人公に「ぼうやに命をくれた人は誰?」と問いかけて、自分には沢山のおじいちゃんとおばあちゃんがいてその人達からずっと命が続いている、ということに気づくお話です。その絵本を思い出して「みんなの命はたくさんのおじいちゃん、おばあちゃんからつながってきているんだよ。命をありがとう。みんなのおかげで生まれてこれました。」とそれぞれのお墓の前で手を合わせました。5月の末には私の実家の父方の祖父母と縁の深い山形へ、親戚一同で出かけて行き、同じように手を合わせました。今回の旅を通して、自分たちにはどんなおじいさん、おばあさんがいたのかを知って欲しかったのと、自分はいろんな人たちから命のリレーをして生きていること、自分は自分一人で大きくなったのではない、いろんな人のおかげさまでこうして生きている、ということを感じて欲しいと思って企画した旅でした。これからもずっとこの命のリレーが続いてきますように。
0 件のコメント:
コメントを投稿