お盆休みに、義母が生まれ育った街に行って来ました。
前回、岡山と広島に行ったときには義父の実家に行っただけだったので
義母が小さい頃過ごした街を見てみたいと思いました。
よく義母は自分の小さかった頃の話をしてくれます。
主人の祖母にあたる人の話もしてくれました。
主人の母方の祖母は義母が結婚する前に他界したため
主人も祖母の顔は知りません。
でも義母がよく話をしてくれるので
多分主人よりも私の方が主人の母方の祖母のことを知っているかも。
前回は震災が起こる前に岡山と広島に行きましたが、
震災が起こる前に行ってよかったと思っていました。
あの震災の後は度重なる余震に
もう長距離の移動を伴う旅行に行く勇気はなくなりました。
いつ、どこでどうなるか分からない、そう思ったからです。
だからもう岡山に行くことはないだろう、と思っていました。
でも最近、急に義母の育った家を見てみたくなりました。
前回の岡山・広島ツアーでは時間の制約があって
義母の実家によることはできずお墓参りだけで帰ってしまいましたが
やっぱり義母の実家にも行きたかったなぁ、と。
でも家族みんなで大移動するとなると経済的な負担もあり
なかなか気持ちを決めきれずにいましたが
偶然の後押しもあり「行こう」という気持ちになりました。
現在は義母の育った家は他の人が住んでいるため
義母が育った家を見ることはできませんでしたが
同じ街に住む義母のすぐ上のお兄さんが
義母の通った小中学校や高校
義母が両親に連れられて通ったという教会などを案内してくれました。
本当は義母と一緒に行きたかったのですが
残念ながらそれは叶わなかったので
自分の生まれた街にもう50年は帰っていないという義母のために
教会や学校や伯父さん、伯母さん、甥や姪やその子ども達の写真を沢山撮りました。
今回初めて知ったのは、義母の生まれた街は
平家物語にも源平の戦いで登場する歴史のある街でした。
車のすれ違いが出来ないような細い道が印象的で
また古い家屋が建ち並んだ通りも多く
義母のすぐ上のお兄さんの家も昔ながらの古い民家で
家の前に立った瞬間、思わず「かわいい!!」と声に出してしまいました。
義母の住んでいた家も多分、こんな昔ながらの家なんだろうと想像しながら
次の目的地に向かいました。
義母の生まれた家を見ることはできませんでしたが
義母の育った街を子ども達と一緒に見ることができたので
遠かったけれどここに来て本当によかったと思いました。
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