2011年7月号のこどもたっちのコラムです。
原子力発電所の事故が起こり、我が家には原発事故対策委員会が発足しました。委員は私と主人の二人だけ。毎日、ネットを最大限に活用し、今起こっていることやこれからどうすべきかを考えました。どんなことが原子力発電所内で起こっているのかは分かってはきたのですが、じゃあこれから私たちはどうしたらいいのか。マスコミは東京に住んでいる人を基準にして話をするのであてにはなりませんでした。そんな時に友人から紹介されたのが中部大学 武田邦彦先生のブログ。先生は自分が一家のお父さんだったとして、自分だったら子供を守るためにどう考えて行動するかをブログで紹介してくださいました。しかも福島に住んでいる人に向けてのメッセージもありました。私が欲しかったのはこういう情報だ、と武田先生のブログを読むようになりました。先日、武田先生の講演会がいわきで行われると知り行ってきました。講演の後半では保護者からの質問に先生が一つずつ答えてくださり、疑問に思っていたことが解消されました。ですが、先生に教えていただいたことを参考にしながら放射性物質対策については最終的には我が家の対策委員会で諮った上で決定しています。子ども達の保護者はあくまでも私たち。後々になって後悔しないように、子ども達の健康を第一に考えた決定をしています。
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