先日、子どもの通う音楽教室で小さな発表会があった。練習しなくても大丈夫なの?と心配する私をよそに最低限の練習しかしなかった下の子ちゃんはやっぱりそれなりの演奏しかできなくて、私の満足するような演奏ではなかった。私のがっかりする様子は多分、下の子ちゃんにも分かったと思う。
発表会後のレッスン。発表会での様子を見ていた先生のひと言で私はハッとさせられた。「とにかく緊張しすぎていたし、スローテンポすぎたのは間違えないように慎重に慎重に弾いていたからだよね?来年はもっと早く仕上げられるようにしようね、そしたらもっと細かいところを練習できるから。」と。
発表会の日、下の子ちゃんは私と主人のために一生懸命弾いたのに、間違えないで弾けたのに、私は不機嫌だった。子どもの一生懸命な気持ち、受け取っていなかった。そう思ったら心の中が一瞬、きゅんとした。
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