2023年11月13日月曜日

港町での勉強会で思ったこと

先週のまちづくり勉強会 中之作移動講座。


道路は誰のもの?港は誰のもの?という話がおもしろかった。

住んでいる人やそこに通っている人が楽しい、充実していると

観光客や外の人も「楽しそう」「魅力のあるまち」と感じてやってくる。


その通りだと思う。

私がモヤモヤ感じていたことを言葉にしてもらえたと思った。


プロモーション隊に応募したとき、お手本にしたいなと思った夫婦がいた。

とってもなかよし、子どもみたいなご主人としっかりしている奥様の日常をイラストで描いたInstagram


二人を見ていると「この人たちが住んでいる町に遊びに行きたいな。二人に会えるかな?」

そんな気持ちになっていた。


めちゃめちゃ特別にステキな場所があったりお店があったりするわけではなくて

日常にある風景なんだけど、あの二人が生活している場所へ。

あの二人に会いたい。


私もそんな風に思ってもらえるような、普段の地元の風景を発信していけたらいいな

そう思っていたことを思い出した。


よそ者が変化を起こすにはいろんな苦労があって。小さな努力を積み上げて10年。

先週の見学では「ここまでに来るのに、10年かかりました」と話していて

私もそう、10年ちょっとかかって今があるから「あー、なんかわかる」と思いました。

長かったような、あっという間のような。

でも続けてきてよかった。

細くて小さいけど、振り返ったら道ができていた、今はそう思う。


生まれて初めて書いた企画書を思い出した。

2つの二本柱があったけど、1つはやっぱりみんなにできない理由を説明されて

私も「そんなに大変なのね」と思ってあっさり諦めちゃったことを思い出した。

先日の「ほこみち」みたいに、諦めなかったら実現したかもしれない、とちょっと思う。

うーん、でもあの頃みたいにもう若くないから、今からまたやってみますか!!

という気持ちにはなれないけど(苦笑)


時が熟したらできる、旬がきたら花開く というのは、先日のまちあそびで感じたこと。

まちであそぶ じゃなくて まちをあそぶ ホントにそうだな。ステキなこと


私がどうしてまちあそびをしたかったのか、あの頃の気持ちを思い出して

細かく分解して言葉にしてみよう。


まちのこと、もっと知りたい、と思った。

あの日、まちの人と子どもたちの心の距離が縮まった。

そして、今まで見える風景がきっと違う。

知ることで変わっていく。見える風景が変わる。心の温度も変わる。


いつか羽ばたいていくかもしれない子どもたちに私ができること。

素敵なお土産をいっぱい持たせたい。

それがきっと将来、このまちに帰ってくることにつながるかもしれない。

そして、帰ってきたい場所があるのはすごく安心できること。


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