2023年6月30日金曜日

夫婦のことは夫婦にしか分からない

もうだいぶ前に読んだある雑誌の、鈴木真砂女さんのインタビュー記事。

真砂女さんの2番目のご主人のことをふと思い出した。


最初のご主人は花札賭博が原因で行方知らずになったので離縁して実家に戻る。

実家は旅館業を営んでいて、旅館の女将でありお子さん4人もうけた実姉が亡くなり

旅館業は女手が必要なので、両親に乞われて義兄と結婚して4人の子どもの母となり

実家の家業を継ぐ。

でもお客さんとして旅館にきた海軍の航空士官を好きになり、その人を追いかけて長崎へ。

でも日中戦争でその人は戦地に赴き、知らない土地に1人でいてもしようがない、と東京に戻る。

(その人とはその人が亡くなるまでの40年、お付き合いが続いたそう)

家出から戻ってくるとご主人は何も訊かず、2.3カラットのダイヤを買ってくれて。


浮気してから20年目、ご主人が中風にかかって

とうとう親戚から「家を取るか裸で出ていくか」迫られて

「裸で出ます」と答えて家を出たという。


でも彼が死んだ時よりもご主人が死んだ時の方が涙が出た、と。

二度結婚して二度離婚して、不倫をして東京に出てきたけれど

自分を一番愛してくれたのは二番目の夫で

自分はそれに応えられないで家を出てあの人を苦しめた。

だから死んだ時、泣かずにはいられなかった……。



2番目のご主人はどんな思いで過ごしていたんだろう。

どうして何も言わず(私だったら恨み言の一つや二つはぶつけただろうと思う)

ダイヤの指輪を買ったんだろう。戻ってきてくれて嬉しかったのかな。

性格が正反対だから気に沿わぬ結婚だったと真砂女さんはいう。

それでもきっと、二番目のご主人はすべてを受け入れて真砂女を愛していたんだろうな。

すごく大きな愛。

だから真砂女さんも、ご主人への気持ちを受け入れたんだろうな。


2023年6月29日木曜日

【第12回・ワーママキャリア戦略相談室】子どもとゆっくり向き合う時間がなく、イライラして怒ってばかりです

起業アテンダントとしていろんな方の相談を受けると思うので

私だったらどんなアドバイスをするんだろう?って考えたのですが

なんだか一緒になって悩んでしまって、上手な解決策が見つからない。

で、どんなアドバイスをするのかなぁって私も興味津々で聴きました。

あー、そうしたらいいのか!!って私も納得の回答でした。

2023年6月28日水曜日

実践者に聞く! スタンフォード式ライフデザイン

参加費が無料だったので、何気なく参加した勉強会

田舎の片隅に住んでいるけれど

こうやって海外の教育事情や世界の流れだったり、社会がこれからどうなっていくのか

そういったことを知ることができてよかったなぁと思いました。

もっと詳しい有料バージョンもあるようなので、そっちも参加しようかな。


キッズ★アリぺでのネタもそうだけど、どんな話題を提供できるかいつも考えているので

何かの折に紹介できたらいいな。


2023年6月27日火曜日

これからの遊び場・居場所づくり

いろんなことを思い出して、朝から泣いてしまった。


アフタフ・バーバンの忍者修行をいわきでやりたくて

当時の同僚だった彼女といろんなところで「こういうの、やりたいんです」と言って回ったっけ。

そんなとき、インディアン・ヴィレッジキャンプのお二人に声をかけてもらって

なんとか街中での開催ができるか?!と思ったけれど、助成金が下りなくてできなくて。

でも私たちの熱意をなんとか実現させようとアリオスのスタッフが実現に奔走して

アリオスでの忍者修行ができたんだっけ。


私たち家族がいわきの外に出てワークショップに参加すれば楽だけれど

でもいわきの中でやることに意味がある、と思って走り続けたな。

外でやったら私たちだけが楽しいけど、中でやったらみんなが楽しい。

だからいわきの中でやろうって。


それから、起業アテンダントの講習会で聴いたこと。

どうしても男性には分かってもらえないことってある。

あと、はまちる勉強会で聞いた話

人類の半分は女性。女性にも活躍してもらわなかったらSDGsも実現しないよね、という話。


主婦でもいろんなこと勉強すればいい。

子ども達のこと、よく分かっているのはお母さんたち。

だからよく分かっているお母さんたちによる団体や活動が必要なんだよね。

諦めないで、できることから少しずつやっていこう。

2023年6月26日月曜日

吉高由里子さんの名言から子育てのツールを手に入れる【ゆったりサタデー】vol.8

昔は下の名前で呼ばれるのに苦手意識があった。

自分の名前を、いや、自分自身を受け入れていなかったからなのかな。

でも今は、ワークショップなどで「呼ばれたい名前を書いてください」と言われると

下の名前を名札に書くようになった。

職場で子どもたちから下の名前で呼ばれているから

だいぶそれに馴染んできたっていうのもあるけれど

やっぱり名前を呼ばれることで、私はどんどん私らしくなれるような

なんだかそんな気がするからかな。

名前は祈り」の作者の言葉にある~名前は祈りの実です~という言葉のように。


2023年6月25日日曜日

スイミーの会の読み聞かせで、とっさに思い出して話したこと

昨日のスイミーの会で読み聞かせした絵本

あなたがうまれたひ

この時はイベント主催者から預かった絵本の中から選んで読み聞かせる、というもので
一回目の出番の時は乳幼児連れのママが多くて……。

どうしよう、どれにしよう、って迷って選んだのがこの絵本でした。
で、お子さんといってもみんなまだ小さな赤ちゃんだったので
とっさに思い出した赤木かん子さんのお話を絵本を読んだあとにお話しました。
うまく説明できなかったのだけれど、少しでも気持ちが伝わったらいいな。


2023年6月24日土曜日

【楽勝フライデー】SNSが苦手だとダメですか?

SNS全盛期。

フリーランスで仕事をしている人は、SNSからつながって仕事をもらうチャンスができるのかな

と思っていたけれど

もちろんそういうこともあるけれど、そればっかりじゃないんだなぁと。

勉強になりました。

2023年6月23日金曜日

三井物産の社員による「はじめてのナレッジマネジメント」 ~ 自分とチームの生産性を上げる方法

HUCのナレッジマネジメントの勉強会。

複数でプロジェクトを運営することがあるので

こういうこと、勉強したらきっと役に立つだろうな~と思って参加しました。


受講して思ったのは「言語化するって大事」ということ。

最近、ちょうど私も感じたことがありました。

一緒に作業する人に、ちゃんと作業の手順を伝えてはいるけれど

無意識にやっていること(マインドの部分)は伝えてなかったな……と。


結果というか、表に出ている部分しか説明してないから

出来上がったものだとちょっと足りないものが多くて。

どうしてそれをするのか、ちゃんとマインドの部分も共有しないといけないな

と思ったのですが

まさに今回はそのことを痛感した内容でした。


それからすごく細かく丁寧な資料をいただけて、もう参加費以上のものをいただいた!!

と思った勉強会でした。


2023年6月22日木曜日

Pique+Nique(ピッケニッケ)

アリオスの2階にオープンするサンドウィッチカフェ Pique+Nique(ピッケニッケ)。
グランドオープンは来月上旬だそうですが、プレオープンしたとのことで行ってきました。


アリオスの2階はあそび工房があるのでよく利用します。
ずっとカフェコーナーはお休みで
新しくできたカフェはどんな感じになったのかな?と楽しみにして行ったのですが……
今までとは全く違った、洗練されたオシャレ空間になっていたのでビックリしました。
アリオスの空間にすごくあっていました。


まずはカウンターで注文。
美味しそうなメニューが並びます。田人の米粉でつくったワッフルもいいなぁ。
いつものことですが、どれにしていいか決められない……。
「どれがおススメですか?」と思わず聞いてしまった~。
以前、主人に「お店の人からしたらどれもおススメなんだから!!」と叱られたことがありました。
「店員さんはどのメニューが好きですか?」と聞けばよかった、と質問してから思いました。
この日はローストビーフが人気だったそうですが、私はハーブが香る麓山高原豚のバインミーに。
平の夜明け市場にある@brasserie_rugged 監修のスモークサーモンは下の子ちゃんが喜びそうだな。


飲み物もどれにしようか迷って、紅茶にCHAYUNと書いてあったので
見慣れない名前だけど、きっとこだわった紅茶なのかな?と思ったので聞いてみました。
フランス リヨンにある紅茶専門店のものだそうで、仙台にあるお店から取り寄せているそうです。
今日の紅茶のはLotus Bleu。あたたかい紅茶をいただくことにしました。


貝殻を使った番号札もお洒落ですね。


お店に入って目を惹いたのは中央の大きなテーブルにあったグリーン。


その他にもポイントポイントににグリーンがさりげなく置かれていて素敵でした。


カウンター前にあった什器にはいろんな本が置かれており、お子さん用に絵本もありました。


カフェにちなんで、パンやお茶にまつわる絵本も。
お料理ができるちょっとの間にお子さんと一緒に絵本をめくるのもいいですね。
店内に流れているピアノの曲は私が大好きな曲で。
曲名は覚えていないのだけれど、甘美で儚い夢のような曲。
真ん中ちゃんがピアノの発表会で弾くことになって、すごく嬉しかったなぁ。


私が注文したバインミーのサンドと紅茶ができました。
店内で食べるのもいいですが
個包装になっているのでテイクアウトして公園や川を眺めながらベンチを食べるのもいいですね。
ドリンクをテイクアウトして帰るお客さんもいました。


シールもかわいい。
お店のテーマカラー、緑がかかった青色?なのかな?もまた素敵な色です。


紅茶は甘い香りがしました。紅茶にしてよかった♪


サンドウィッチはハーフサイズで提供されます。
こちらもハーブの香りが口に広がって美味しい。
パンは草木台の @allaboutbakerey のものだそうです。


お天気のいい日はテラス席もおススメ。
この日はいい感じに風が吹いていて、テラス席で楽しそうに時間を過ごす方もいました。
次はテラス席にしようかな。


こちらはパークフェスの新しいプロジェクトだそうです。
パークフェスは、あそび工房の母体である“アリオスこどもプロジェクト”と一緒に
アリオスの“プランツ”というプロジェクトから生まれた、いわば同期の仲間です。
こうやってどんどん活躍しているのが私も嬉しい。


パークフェスからパークプラス、パークプラスの常設店のFLOOR(現在はクローズ)
そして Pique+Nique(ピッケニッケ)に。
ショップカードの上の部分には木(公園)から建物(アリオス)への
これまでの歴史が感じられるようなデザインになっています。
お店の情報はInstagramFacebookで発信しているのでチェックしてみてくださいね。

アリオスの公演の合間に利用したり、友達と待ち合わせしておしゃべりしたり
1人でゆったりとした時間を過ごすのもいいし
お子さんを連れて親子でおしゃれ時間を楽しむのもいいかな。
テイクアウトして、気持ちよい風を感じながら周辺のお気に入りの場所で食べるのも♪
ワンちゃんを連れて川岸をお散歩がてら、テラス席を利用するのもいいですね。
いろんな楽しみ方ができるカフェです。

2023年6月21日水曜日

みんなでつくる美術館プロジェクト

先日、映画「チョコレートな人々」の鑑賞感想会に参加しました。

その時にある参加者の方が話していたみんなでつくる美術館プロジェクトが気になりました。

“みんなの美術館”と“居場所”の機能をあわせもった場所をつくろう、というものです。


“みんなの美術館”といって私が思い浮かべたのはtetteで見た子どもたちの絵

このプロジェクト、私が「あったらいいな」と思ったことができるかも?とちょっと思いました。


“居場所”も最近、よく耳にする言葉。

ご近所付き合いがだんだんと希薄になってきましたが

その分、地域に誰でもフラっと立ち寄れる居場所があるなら、それもいいのかなぁ、と。


実は6月の前に行われた、このプロジェクトの4月のミーティングも気になっていました。

でも知らない人たちのところに飛び込むのって勇気がいるので

結局参加しないまま終わってしまいました。

今回は「ものづくり班」「イベント班」「広報班」に分かれて話し合いをするそうで

広報なら私でもお手伝いできそう、と思って、今回は「えいやっ」と意を決して行ってきました。

場所はソーシャルスクエア上荒川店いつだれキッチンと同じ建物(あらたな)にあります。

ソーシャルスクエア上荒川店は障がいがある方への自立訓練(生活訓練)と

就労移行支援を行っている事業所です。

あらたな

駐車場はこちら。


初めにプロジェクト全体の説明と、前回のミーティングで決まった
この「みんなの美術館×居場所」の名前が発表されました。

みんなの居場所 ART BASE しかく

“しかく”と聞いて□を思い浮かべた私は「?」と思いましたが、説明を聞いて納得しました。
(“しかく”の由来はソーシャルスクエア上荒川店の投稿をご覧ください)


そして“みんなの美術館×居場所”のコンセプトです。


その後は各班に分かれて話し合いの時間になりました。
参加者の方は性別も世代もごちゃまぜで、お子さんを連れていらっしゃる方もいらして
各班のミーティングではお子さんも参加したり。
ごちゃまぜの、みんなの美術館のミーティングらしいな、と思いました。

私は広報班へ。
広報といっても、紙媒体でのお知らせやネット(SNS)を使ってのお知らせなどさまざまです。
まずは7月のプレオープンのお知らせに向けて、誰にどんな方法でお知らせしようか
という話し合いになりました。
グランドオープンは12月を予定していますが
7月のプレオープンでまずは“居場所”として利用できるように考えているそうです。
プレオープンの詳細が決まりましたら私もblogやSNS等でお知らせしたいと思います。


帰宅してから「おもしろそうなプロジェクトが始まったな」と思いましたが
どうしてこんな大掛かりなプロジェクトをしようと思ったのだろう
と疑問に思いました。
大勢の人を巻き込んで新しいことを始めるのは、ものすごくエネルギーの要ることです。
しかも勤務時間外なのに。
それでもこうしてプロジェクトを立ち上げたのには、それだけの思いがあるんだろうな、と。
そこでこのプロジェクトの発起人であるソーシャルスクエア上荒川店のクルー渡邉さん
どうしてこのプロジェクトを始めようと思ったのか聞いてみました。

渡邉さんはもともとまちづくりに興味があり
仕事やプライベートでも町や人と関わることをしていて
地域の魅力を知りたい、伝えたい、という思いを持っていました。
また美術館が好きで、学芸員の資格も取得したそうです。
仕事では地域福祉に携わっていました。

そんな中、あるイベントで猪苗代にある「はじまりの美術館の館長さんの
『福祉もアートもどちらも「近寄りがたいイメージ」を持っていて、よく知らない、触れる機会がないものなので自分とは関係ないことだと捉えられがち。でも福祉もアートも、人が生きていくためには不可欠で根源的なものだから本当はすごく身近なもののはず
というお話に感銘を受けたそうです。

去年は「はじまりの美術館」が企画したイベント
ソーシャルスクエア上荒川店のエントランスが展示会場として使われました。
そこからソーシャルスクエアの利用者さんと地域の方との交流が生まれたそうです。
この時は期間限定のイベントでしたが
単発ではなく、継続して利用者さんと地域の方が交流できる仕組みをつくりたい
と考えたそうです。

また利用者さんがいない時間帯に事業所を地域資源として活用してもらいたい
という思いがありました。
利用者さんには創作活動が好きな方がいたり
演劇や自己表現など、さまざまな芸術活動をしている地域の人との出会いもありました。

こういった沢山のことがあって、渡邉さんの中に「やってみたい」という小さな芽が生まれ
それが「みんなでつくる美術館プロジェクト」という形になりました。
アートを介してみんなが交流する「みんなでつくる美術館」が「地域の居場所」になって
やがて「公民館のような場所」になることを目指して。


私がすごいと思ったのは、一人の人の「これをやってみたい」という思いを
事業所の他のクルーが一緒になって実現しようと協力しているところです。
渡邊さんも、こういった事業所の雰囲気に惹かれたからこの仕事に就いたのかな、なんて。

今回のミーティングでざっくり3つの班に分かれましたが
新しくプロジェクトに参加したい方がいればぜひ、とのことです。
おもしろそう♪と思った方は一緒に参加しませんか?


2023年6月20日火曜日

コレカラ広報

みんなでつくる美術館プロジェクト」で広報の係を募集していたので

「やってみたい!!」と勇気を出して飛び込んできました。


プロジェクトでは「ものづくり班」「イベント班」「広報班」と3グループに分かれての話し合い。

広報班には7名のメンバーが集まりました。

文章を書くのが好きな方や、お仕事で広報のセクションにいる方

仕事で広報の担当だけれどもっと勉強したいな、という方でした。


皆さんのお話を聞きながら、コレカラ・ライターのような

広報のことをみんなで勉強するようなゆるい会をこっちでもできたらいいな

なんてちょっと思いました。

あー、できたらいいなぁ。


2023年6月19日月曜日

無意識に取り組んでいたこと

昨日、キッズ★アリぺの編集作業していて分かったこと。

先日もある人に「紹介するのが上手いね」と言われて

私自身は「え、そうなのかなぁ?」と実感はなかった。

でもふと内省すると「どうしたらこのイベントに行きたいと読者に思ってもらえるか?」

自分ではあまり意識していなかったけど

このイベントの魅力をどう伝えたらいいだろうか考えている自分がいた。

「ああ、そこが違うんだね、そこをみんながいいねって言ってくれるんだね」とやっと分かった。


2023年6月18日日曜日

本 なぜか「好感」をもたれる女性のほんのちょっとした違い

素敵な女性に憧れる……。のでこういう本って気になるんだよね。なんて書いてあるのかな、って。

なぜか「好感」をもたれる女性の
ほんのちょっとした違い

誰でも自分に関心を持ってもらえるのは嬉しいこと。だから挨拶にひと言加える。

お礼を言うときもプラスで言葉を添える。

相手が何を望んでいるのかを察することができるのも素敵な女性ということなのかな。


2023年6月17日土曜日

うどん処 六

 Instagramで見つけたお店。

うどん屋さんを始めるまでの経緯を読んで「行ってみたい」と思いました。


うどん好きな父も誘って、母と三人で。

“六”は店主のラッキーナンバーだそうです

いつもはバシバシ写真を撮るのですが
両親と一緒だったので今回は写真少なめです。


場所はいわき駅前。ラトブの近く。


Instagramにアップされていた地図を頼りに行きましたが、すぐに分かりました。


こじんまりとしたお店で、入り口で靴を脱ぐスタイルです。
掘りごたつのテーブルが4つくらいあったかな……。


初めてだったので、おにぎりとデザートがつくランチセットスペシャルをオーダーしました。
あたたかいうどんと冷たいうどん、どちらも半人前がついてきます。
大盛にするとどちらも一人前の量になるそうです。
「あたたかいおうどんを食べ終わった後に
汁の中におにぎりを入れてお茶漬け風にして食べるのもいいですよ」
と出してくれた木のおさじさん、口になじんでとっても食べやすかった。

あたたかいおうどんには揚げ玉をつけて、冷たいうどんには万能ねぎと生姜とレモンを搾って。
最初にあたたかいうどんをいただきました。
シンプルさゆえに、ホントにごまかしがきかない真っ向勝負。
口いっぱいに魚のだしが広がりました。
うどんはコシがあって、「あー」と春に香川で食べたうどんを思い出しました。
冷たいうどんはあたかかいうどんより少し細めかな。
一本のうどんは細いところがあったり、太いところがあったり
均一でないところに手打ちらしさを感じます。

食後のうどんスイーツは平たいおうどんの上にチョコレートアイスがのっていて美味しかった。


父も母も美味しくて大満足で、「あんなに美味しいものをあんなに低価格でいいのかしら」
と驚いていました。
食後、うどんやおつゆについてのアンケートを記入しましたが
おいしいうどんを追求する店主の姿勢が素敵だなと思いました。

お店は間借り営業のスタイルなので、営業日を確認してから行くことをおすすめします。


おまけ

帰りに新しくなったラトブの一階で買い物をしたいという母と一緒に買い物へ。


うどんをご馳走したのだけれど、そしたら「下の子ちゃんに」とパンをお土産にもらってしまった♪

ラトブに車をとめて、ご飯の後に買い物して帰るというのもまたいいかも~。


2023年6月16日金曜日

「今、こどもに関わる人たちに伝えたいこと」人が人を育てる社会を維持するために

いつもFacebookで拝見していた武田信子先生

かえっこバザールでつながった水戸の友人の投稿から

武田先生のお話を水戸で聴くことができることが分かり

しかも予定を見てみたら仕事がお休みの日だった!!

なんという幸運。もうすぐに申し込みをしました。


講演時間は1時間半でしたが、ホントにあっという間に感じるほどの、濃いお話でした。


全体から見たらホントに少しではあるけれど、いろいろ考えさせられるし、大事な話だったので
多くの人と共有できたらいいなと思ってメモをアップします。

いま、子どもへの社会的マルトリートメントを考える
やりすぎ教育
武田信子先生のnote


社会で子どもを育てる

会場で配布していたリーフレットは世田谷の両親学級で配布されているそうです。

Instagramでも見ることができますよ。


翌日、水戸の友人に宛てたメッセージ。


おはようございます。

いつもFacebookで投稿を読んでいた武田先生のお話を実際に聴くことができるなんて、

とすごく楽しみに出かけて

帰りは、水戸まで行ってお話を聞けてホントよかったと思いました。


内容は決して明るいものではありませんが

でも現実を直視して、自分にできることをやるしかないなと思いました。


私は9人兄妹の長女だったのでややヤングケアラー的な部分も少しあったかも、と今では思います。

小さな頃から家の手伝いや赤ちゃんのお世話をしていたので

周りの大人からは「お母さん、助かるね」「小さなお母さんだね」

「大きくなったらすごく楽だと思うよ」とよく言われました。

でも私は他の子みたいに自分のことだけしたかったし

「おしんみたい」と同年代の子から揶揄されてイヤだったこともありました。

高校進学とともに家を離れて寮生活を選択した理由に

妹たちのお世話や家事から離れたかった、というのも多少はあると思います。


結婚して子どもが生まれてもいろんなことが難なくできたし

楽しみながら子育てすることができました。

赤ちゃんのお世話をするのがそんなに大変じゃないことは私は小さな頃していたからであって

核家族が増えた今、私の方がちょっと特殊で

みんなそんなにすんなり赤ちゃんのお世話ができるわけではない、というのは

最近、武田先生迫さん高尾先生の投稿を読んでやっとわかってきました。


我が家の子ども達3人も成人して、まだ学生ですが

そのうち結婚して親になるのもそう遠いことではないので

赤ちゃんのことが分からない若者が増えていることはまさに

子どもたちや孫のことが直面する問題なので、自分事でもあります。


今、不登校や発達障がいが増えています。

こういったことは当事者や周りの人たちだけが分かっていればいいのではなく

社会全体で知ろうとしなければ

当事者や親御さんの悩みや生きづらさは改善されないと思います。

子育て情報を発信する者として何かできないかな、と考えています。

今後はそれに加えて、武田先生から聞いたお話もプラスして

自分にできることを少しずつやっていこうと思います。


アリオスができたことは単に街に文化ホールができただけではないと思っています。

かえっこバザールからつながって

そこからFacebookを通していろんな方を知ることができてすごく勉強になっています。

ご縁に感謝します。

ありがとうございます。


おまけ

私は彼女のFacebookの投稿でいろんな話題や人を知ることができました。

彼女と知り合ったのはかえっこバザールがきっかけでした。

アリオスは文化ホールだけれど、アリオスができなかったらかえっこバザールもなかっただろうし

そうしたら私はきっと今の私ではなかったと思います。

だからアリオスができたことは、単に街に文化ホールができただけでない

そこからいろんなことが変わったと思っています。


2023年6月15日木曜日

多様性というのは

多様性というのは、全員に共感を求めるとかではないです。「一緒にいても、気にならない。」「理解しあわなくても、一緒にいられる。」ということ。

ネットで見つけた言葉

2023年6月14日水曜日

歩くスピード

夕方に夕立がくるという予報だったので歩いて出勤。

下の子ちゃんがプレゼントしてくれた折りたたみ傘を持参して。

でも帰る頃になっても雨は降らず。

やっぱり自転車で来ればよかったかなーと思いながらも

いつもはピューッと通り過ぎてしまう風景を

歩くスピードだといろんなものが発見できるから、今日はまぁいいか、ということで。








2023年6月13日火曜日

Instagramの世界観

Instagramで通りすがりの方からのメッセージ。


投稿が素敵で、癒されました🥰🥰たくさん投稿してくださいね😊


嬉しい。

Instagramは世界観を統一したほうがいいのは分かっている。

私の投稿は自分の心が動いたものをアップしているから全然統一感がない。

(ま、大きいくくりでいえばちゃんとテーマはあるのだけれど)

でも「どれも自分がいいなと思ったものだからいいや」と思っていた。

写真の見た目がバラバラな私の世界を「いいね」といってもらえたこと

私の感じ方に共鳴してくれた人がいたことがすごく嬉しい。


2023年6月12日月曜日

cafe 秋風舎

川内村にあるカフェ 秋風舎

途中で携帯の電波がなくなるかもしれない、とのことで地図を印刷して持って行きました。

川内村に行くのは初めてかな。

子どもたちが小さかった頃

川内村の少し手前にある戸渡分校に2~3回くらい行ったことがあるくらい。

小川駅前を過ぎて二ツ箭山の登山口の横を通って山を上って行きます。

新しい道路とトンネルができたおかげで、道がまっすぐになって時間も短縮されたのよ

という話は聞いていたものの、それでもどんどん進んで行くとやっと戸渡分校が見えてきました。

あの当時、こんな遠くまで来てたんだ……と思いながらも目的地はまだまだ。

トンネルを3つ越えたらやっと右折と左折して、しばらく道なりにいくとありました。


駐車場からカフェのある方に向かっていくと、いくつか建物がありました。
これは陶芸家だったお父様が使っていらした窯かな?


二つ目の建物もカフェではないみたい。


すぐ横を川が流れています。


手水鉢(ちょうずばち)なのかな?それともししおどしかな?


三つ目の建物がカフェでした!


わくわく、わくわく。


では、お店の中へ。


私たちが座ったのは土間のテーブル。
お水は井戸水でした。
川内村では全戸で井戸水を使用しており、村内には二ヶ所、水を汲めるところがあるそうです。


メニューはこちら。せっかくなのでカレーとおむすび、両方をチョイス。


草野心平にちなんだ川内村らしいメニューです。



メニューをオーダーした後、カフェの中を見せていただきました。


昔ながらの囲炉裏があります。


アンティーク家具。階段状になっている箪笥。柱時計。
柱時計の音って好きなんですよね。規則的なあの音を聞くと安心するんです。


手作りのテーブルと椅子が、すごく味があってかわいらしい。


窓際の席もいいな。


奥も部屋がありました。結構広いお家なんだ~。梁もまた立派だなぁ。


ここにも古い箪笥が。


隣のお部屋へ。


書斎っぽい。


手作りの棚、丸く穴が開いていて遊び心があっていいなぁ。


前から見るとこんなかんじ。取っ手に使われているのは桜の木の枝かな?


さりげなく草野心平さんの書が飾られています。


こっちにも心平さんの書。
高野の神泉亭も移築した合掌づくりの建物に草野心平さんの書、アンティーク家具があって
ちょっとだけ似ているなと思いました。


で、最後にトイレの場所を教えてもらってトイレへ。


手洗いのところにこんな立派な器が。すごく素敵な器でした。


トイレから戻ると、お待ちかねのランチが運ばれてきました。
とうがらしを抜いてもらったチキンカレー。


私は花のおにぎりセット。


おにぎりセットについてきた豚汁。味噌汁もこんな器に入っているとすごくオシャレになる~。


花のおむすびは桜に藤、菜の花に山椒。藤の花の塩漬けって珍しい。
山椒をほおばると口の中いっぱいに山椒の香りが溢れました。
おむすびはいい塩加減で、シンプルだけど美味しかった♪
お米は川内村でとれたものを使用しているそうです。
ちょうどお米の種類が変わったところだったようです。

最近思うのは、水のきれいなところで育てられたお米で、炊飯するときにもいいお水を使うと
すごく美味しいご飯に炊きあがるんですよね。
まさにこのご飯はそれでした。


平伏沼(へぶすぬま)メロンソーダが気になったのでオーダーしたら
ちょこんとカエルがのってました。


モリアオガエルのソーダ。アサイーの種がカエルの卵みたい。


デザート。今日のケーキはバスクチーズケーキでした。


土間にはいろんなものが展示されていました。


焼き物を購入することができます。素敵な器でしたよ。


レジがおいてあるところにもアンティークの箪笥。薬屋さんの薬箱だったのかな?


手作りのお箸もありました。種類の違う木で作られています。


cafe 秋風舎は今年の4月にオープンしたばかりで、金土日曜日にオープンしています。


オーナーさんの思いがとっても素敵だなぁと思ったのでぜひご覧ください。
彼女の思いに心動かされました。
久ノ浜のslowdays cafeのオーナーさんを思い出しました。
彼女も地元にみんなが集まれる場所をつくりたい、と
東京で全く別の仕事をしていたけれど地元に帰ってきてカフェをオープンさせたんだっけ。


三和から移築した建物、と聞いて「移築ってどうやるんだろう?」と気になっていました。
曳家(ひきや)は見たことはあって、それは近い場所への引っ越しだったから
建物の下に丸太を何本も敷いて、その上に建物をのせてゴロゴロとお引越ししたけれど
三和から川内だと距離がありすぎて曳家なんてできないだろうし……。

オーナーにどうやって移築したのか質問しました。
一度すべて解体するのだそうです。
土壁はこわしてサラサラの土の状態にして袋に入れて運んだそうです。
柱などはくぎを使わずにはめ込むという昔ながらの方法でできているので
こちらもばらすだけでいいのだそうですが
それをまた組み立てることができる職人さんがいないと家を復元できません。
梁も木のそのままの姿(曲がり具合など一本一本違います)なので
どこに使われていて、どこと組み合わさるのか、分かっていないとできませんよね。
土壁の土は、また水を含ませてから壁に塗ったそうです。それを乾かす。
昔ながらの熟練された職人さんたちの技があったからこそ、移築できた建物でした。

その話を聞いて、すごいと思いました。
もうこういったことができる職人さんもいないのだろうし、貴重だなぁ。
そして素敵な味わい深い、愛情のこもった建物なんだなぁ、と。
あらためて建物の柱や梁を見てみると
それぞれ木の個性を活かしている建物だということが分かります。
形あるものはいつか必ず壊れてなくなってしまうけれど
こうやって再び命を吹き込まれて再生するものもあるんだなぁ。

そして手作りの家具(かわいいなぁと思って見ていましたが)は
陶芸家のお父様が趣味でつくられたものだそうです。もう趣味の域を通り越しています……。
手作り家具がこのカフェにすごくあっていて、カフェをさらに魅力あるものにしています。

アンティーク家具はオーナーご家族、みなさんがとっても好きなのだそう。
いろいろなところから「家を壊すのだけれどよかったら家具を引き取ってもらえないか」
と声がかかって
長野からはるばるやってきたものもあるそう。
だからいろんなアンティークの箪笥があるのね、と納得です。


携帯の電波は入りづらいけれど、静かで鳥が鳴いている声がして、近くに川が流れていて。
静謐な空間。
本を持ってきて、ゆったりとした時間の流れに身を任せながら読書するのもいいな。


お会計したときに置いてあったチラシ


平伏沼(へぶすぬま)に生息するモリアオガエル。
私はモリアオガエルはふつうのカエルと変わらないと思っていましたが
ちょっと違っていました。
フライヤーの写真にあるように、木の上の葉のところに卵を産み付けるのだそうです。
卵から孵ったオタマジャクシ(゜゜)~はそのまま池に落ちる。

ちなみにこの平伏沼、いつも水を湛えている沼ではないそうで
梅雨の時期だけ水がたまるのだそうです。
そうすると村内のカエルが沼に集まってくるのだとか。

モリアオガエルは警戒心が強いので
観察会に行ってもカエルに会えるかどうかは分からないそうです。
でもアクアマリンの関係者などカエルのことをよく知っている人も参加するので
カエルを見つけたら「あそこにいるよ」と詳しい方から教えてもらうことができるそうですよ。
もしかしたらカエルに会えるかもしれません。そうだったらラッキーですね。