2023年6月4日日曜日

「チョコレートな人々」の鑑賞感想会

感想会つきの回は他の方の感想を聴くことができて、自分以外の見方を知ることができるから
作品がおもしろそうだなぁと思った時は参加するようにしています。
それからKuramotoスタッフの思いに触れたことも大きいかな。


Kuramotoのカウンターで珍しいジュースやビール?なのかな、も販売していました。


私はクラフトコーラが気になる……。次回、挑戦してみよう。


映画が終わってから、コーヒーとチョコレートが出てきました。


映画にでてきた久遠のチョコレート。


私が手に取ったのはゆず味。珍しいなぁ。


分厚くカットされているので、すごく食べ応えあって美味しかった♪


チョコレートのお菓子作りは私の中では、手の温度が高いから作っている間にすぐに溶けてしまって
チョコレートのお菓子つくるのは苦手だなぁという思いがあったのだけれど
(同じ理由で型抜きクッキーも苦手)
でも逆転の発想でいけば
「チョコレートは失敗しても温めれば何度でもやり直しができる」ということでもあって。

タイトルの「チョコレートな人々」もそこからきているんだろうね。
失敗したって、何度だってやり直せるんだよ。人も、チョコレートも、ということかな。
なんだかあったかい。

手作り作家のまなふくさんも言ってたな。
どうして毛糸の作品が好きなのか。失敗してもほどいて編み直せばいい。
革とかレジンだと失敗するとゴミが沢山出るけれど、毛糸だとゴミが出ない。
だから毛糸が好きなのって。

映画を観て思うこと、考えることは沢山ありました。
その中でも一番に思うのは、社長のあり方かなぁ。「こんな人がいるんだあ」って。

福祉畑とは全然違う仕事から転職。
多くの借金を抱えながらも自分の理想を実現するために奔走する……。
障がい者に寄り添いながら仕事をするって聞こえはいいけれど、決して簡単ではありません。
それを商売として成り立たせて、利益が出るようにしているのだから。
しかもそれを福祉畑出身ではない人がするって本当にすごいことだと思います。
今、私は縁あって福祉のお仕事をさせていただいているから実感を持って言えます。

映画ではさらっとしか出てこなかったから
私は「あなたをそこまで駆り立てた熱源はなんですか?」と聞いてみたい。
理想はあっても、やっぱり自分の生活があるし、私はなかなかそこまで踏み切れない。
すべてを投げ打って、自分の理想を現実にするなんて……。
社長の熱意に動かされて、社長の仕事の手伝おうと転職した人もいるほど。
社長を突き動かした、そして周りの人まで変えてしまうほどの熱源を私は知りたい。


memo 
感想会で参加者の話を聞いて思い出した施設のこととヘラルボニーのこと
いわきでも障がいのある方の作品を展示したり、応援したりしている団体があること





障がい者の夢の花を咲かせる「はなのころ」 古滝屋6階にて絵を展示しているとのこと


1人で作品を鑑賞するのもいいけれど、他の人の感想を聴いたりすることで
自分の感想が深まったり、こんな風に思い出したり、人と繋がったりするのが楽しいんだと思う。



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