こちらも音声配信で紹介されていた本です。
冒頭は哲学の考え方の話。哲学、好きだから面白い!!と思って読み進めました。
世の中には正解のない、答えが一つではない問題ばかりで
「そういう時にどう考えたらいいのか?」が示されていました。
まさにいろんな点で、答えのなかなか出ない問題に直面していて
なので「そういう時はこう考える」ことが分かってよかったな。
で、中盤では「なんで勉強しなきゃいけないの?「なんで学校に行かなきゃいけないの?」
という話。
不登校のお子さんをお持ちのお母さんがこの本をおすすめしていたのですが、納得でした。
「どうして勉強するのか」「なぜ学校に行くのか」
永遠のテーマだと思うのですが、こちらもすごく納得です。
“学校”について、そんなこと考えたことなかった!!けど、そういわれたらそうだ、と思うことや
『不登校でも学べる』の本を読んだときにでてきた学校というシステムの話も思い出しました。
学力というのは「学ぶ力」のこと。
社会に出たら知らないことだらけで自ら学ぶことが必要になってくる。
また自分の直面した問題をどうやって解決できるか考え、そのために必要なことを学ぶ。
それが学力の本質だということ。
「探求型」や「プロジェクト型」とよばれる学びのスタイル。
自ら課題を設定して、その課題をクリアするために教科の枠を越えたりしながら
仲間とともに自ら探求していく学び。
このスタイルだと「学ぶ力」を育みやすい。
でも探求型・プロジェクト型の学びが正解というわけではなく
学びの方法は時と場合と人に応じていろいろである。
子どもたちが小さかった頃、この探求型・プロジェクト型の学校に憧れたことを
思い出しました。
自分の中でもやもや思っていたをはっきりと言葉にしてもらえてすっきりしたし
おもしろいな、と思いました。
どうして勉強しないといけないのか、なぜ学校に行かなければいけないのか
気になる方は読んでみてください。
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