いつも聴いている音声配信で紹介されていた本を借りてきました。
言葉ダイエット |
先日読んだ「文章の問題地図」と同じ内容の部分もあったし(本質はやっぱり同じなのね)
「文章の問題地図」より具体的にぐっと踏み込んだところもあっておもしろかった♪
先の本が“基礎編”ならこの本は“応用編”かな。
私自身、あ、そういうことか、と思ったり、気をつけよう、と思うこともあったり。
気になったことはいつものようにノートに書き留めました。
先日の祖母へのお別れの言葉を聞いた方から「すごくいいおばあちゃんだったんだね」
といわれましたが
私が祖母との思い出話を描写したことで
聞いている人たちの頭の中にも(私の頭の中にある風景と全く同じではなかったにしても)
祖母と幼い私の風景が映し出された、だから聞いている人の涙を誘ったのかな。
この本の著者はコピーライター。
「お皿を洗っている主婦が、ふっと手を止めて見るような」CMをつくる話や
「文章は読んでもらえない前提で書く」という衝撃の内容から
(だって今までそんなこと考えたことなかったし、読んでもらえる前提で書いてた~)
どうやったら読んでもらえるか、で書く。
面白い文章だったり、読みやすかったりしないと読んでもらえない、ということ。
ちょっと頭の中がひっくり返るような内容だったけど
でもそうだよね、面白くなかったら読まないし、音声配信だったら早送りするし、納得でした。
まとめの、ノウハウやテクニックもあるけど結局は「想像力」だよ、という話。
読んでくれる人を思いやったら、自己満足の文章は書けないよね
に落ち着くところもよかったかな。
文章を書いたときに「この本に書いてあったことちゃんと実践できてるかな?」
なんて考えて、がんじがらめになっちゃいそうな気持ちにもなって
それじゃあ文章書くの、楽しくなくなりそうって少し心配になったところだったから。
一番大事なのは「読んでくれる人」を想像すること。
そうしたら自然と読みやすい、伝わる内容にしようって心がけるよね。
私の中でコピーライターってセンスのある人で「頭の中にカッコイイ言葉が降ってくる」もの
と想像していたのですが、実際は全然そんなことなかった!!
ちゃんと沢山考えて、数を出して、広げて、推敲して、その中から選ぶ。
という作業をしていることが分かって、努力しているんだな~と思いました。
今までコピーライターって、遠くの手の届かない存在の人のイメージがありましたが
日ごろ努力していての成果だと分かって、ちょっと距離が縮まった気がしました。
でも私はコピーは苦手かなぁ。ダラダラ書いちゃうから。(笑)
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