2023年5月20日土曜日

子どもたちは、ありのままの姿を受け入れている

映画を観た数日後の話です。

仕事の帰りに自転車をこぎながらふと「あれ、そういえば……」と思い出したのです。

私の関わっている子にも時々ではあるけれど軽くどもってしまう子がいるな、と。

でも吃音がテーマの映画を観ても、その後の交流会でも「私の周りには吃音の人はいないしなぁ」

とずっと思っていて、その子のことはすっかり頭から抜け落ちていました。


「どうして忘れていたんだろう?」とちょっと考えてみて

その子は時々どもるけれど、誰もそれを気に留める人もいないし、面白がって真似する子もいない。

「時々どもるけど、それもその子の個性」だからとっても自然だし

本人もまったく気にしていなくてのびのびしている。

だから吃音(どもり)とその子が全然私の中で結びついていなかったんだ!!と思いました。


そこから前の日に読んだ記事を思い出しました。

大人がレッテルを貼ってしまったら、かえってみんなの中でそのことが不自然に紐づけされてしまう

まさに昨日の記事はそういうことなのかな、と思いました。

とはいえいろいろなケースがあるでしょうから、あくまでもこれは一つの例だと思ってくださいね。


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