先日、駅前再開発の説明会に参加した。
私は駅前がどんな風に変わるのかを知りたいという気持ちから参加したのだけれど
説明会終盤での質疑応答で質問した市民の方の質問が何よりも衝撃だった。
2040年問題を引き合いに出し、町に住む人たちも65歳以上になる人たちぐっと増えるだろう。
また駅近くにあったスーパーが閉店し、近所に住む高齢者がとても困っている。
自分の食べるものを自分の目で見て選んで買う、そういうことができなくなり
外出の機会がぐっと減ってしまった。
市外からの観光客誘致も大事だけれど、町に住む人たちのための施設を考えて欲しい。
買い物難民の問題は民間だけでは解決することが難しいからこそ
行政も一緒になって取り組んで欲しい。
そんな内容の質問だった。
今直面している問題は、やがては私自身にも降りかかってくる問題。
恥ずかしいことに“2040年問題”は初めて知ったし、20年後、私は何歳かと考えたら~。
もちろん毎年、歳を取っていくことは受け入れていて
そのうちおじいちゃんおばあちゃんになるだろうと漠然と考えていたけれど
20年後の自分をちゃんとイメージしたことがなかったなぁ。
駅前再開発だってなんとか初期のイメージが形になるのは10年後だし
説明会で説明があったような街ができるのは20年後くらいになるかな。
その頃、私はどうしているだろうか?何の仕事をしているのかな?
軽い気持ちに参加した説明会だったけれど
私の心の中に小さな石がポチャンと投げられたかんじ。
どんな小さな石でも、水面に波紋が生まれるように。
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