2021年7月18日日曜日

多毛留

なんだか朝目が覚めて思い出した絵本「多毛留」。

小さい頃、本棚にあって読んだ思い出があって、幼かった頃は話の意味が分からなくて

絵はきれいなんだけど怖かった。

絵本だから一緒の本棚にあったのだろうか、子ども向けの話ではないのだけれど・・・・。


小さい頃は子供部屋で一つ上の兄と二段ベッドで寝ていた。兄は上で私は下のベッド。

「多毛留」の絵本にはお母さんの顔が大きく描かれたページがあって

あの描かれた顔がとてもインパクトがあったのか、よく夢の中にあの顔をした女の人が出て来て

怖くて夜中に目が覚めてしまうことがあった。

隣の部屋では三歳下の妹と両親が寝ていたのでそんな時は「怖い夢を見た」と隣の部屋へ。


いつぐらいだったろうか、久しぶりに「多毛留」を読んで

やっと話の意味が理解できるようになってああ、そういう話だったんだ、と。

でも登場人物たちの心情までは理解できなかった。

そして今朝はなぜか急に「多毛留」のことを思い出して、久しぶりに読んでみたくなった。

今ならお父さんやお母さん、多毛留の気持ちが分かると思う。


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