なんだか朝目が覚めて思い出した絵本「多毛留」。
小さい頃、本棚にあって読んだ思い出があって、幼かった頃は話の意味が分からなくて
絵はきれいなんだけど怖かった。
絵本だから一緒の本棚にあったのだろうか、子ども向けの話ではないのだけれど・・・・。
小さい頃は子供部屋で一つ上の兄と二段ベッドで寝ていた。兄は上で私は下のベッド。
「多毛留」の絵本にはお母さんの顔が大きく描かれたページがあって
あの描かれた顔がとてもインパクトがあったのか、よく夢の中にあの顔をした女の人が出て来て
怖くて夜中に目が覚めてしまうことがあった。
隣の部屋では三歳下の妹と両親が寝ていたのでそんな時は「怖い夢を見た」と隣の部屋へ。
いつぐらいだったろうか、久しぶりに「多毛留」を読んで
やっと話の意味が理解できるようになってああ、そういう話だったんだ、と。
でも登場人物たちの心情までは理解できなかった。
そして今朝はなぜか急に「多毛留」のことを思い出して、久しぶりに読んでみたくなった。
今ならお父さんやお母さん、多毛留の気持ちが分かると思う。
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