その特典で動画を送った他の参加者と一緒にくすのきしげのり先生とお話することができました。
他の参加者の話から「たべる たべる たべること」の絵本の中に
私が気が付いていなかった隠れアイテムというか
文章では語られていないけれど絵でお知らせしていたことの話など
私は鈍感で全然分からなかったけれど他の方はよく読み込んでいるなぁと感心しつつ
奥が深いのね~と思いながらお話を聞いていました。
今回の企画を考えたおむすび舎の代表は実は一人で出版社をされていらして
その方が座談会の司会をされました。
参加者一人ずつ、くすのきしげのり先生とお話できるようにしてくださって
私はついつい別の出版社の絵本である「おこだでませんように」の話をだして
「おこだでませんように」が大好きで
小学校の先生をされていた経験があるからあの話ができたのだと腑に落ちたこと
でもくすのき先生は50歳で早期退職をして絵本作家に転向したのはどういった理由だったのか
ということを質問しました。
くすのき先生は仕事が大変忙しかったこともあり、40代で命を落とすほどの大病を経験し
またいつ病に襲われるか分からない、本当にやりたいことをやろう
そう思って退職したそうです。
「早期退職はやめた方がいい」と絵本の編集者にとめらたりもしたそうですが
作家に転向して沢山の話を書くことができ、よかったと思っている、とのことでした。
そんなことがあったとは全く知らず、貴重な話を聞くことができました。
なんだかんだ言っても、私は自分のやりたいことが今できているしありがたいと思いました。
そして「おこだでませんように」は実際にくすのき先生の教え子をモデルにしたお話だそうで
同僚の先生方の反応は二つに分かれたそうです。
どんな思いで書いたのか、と子どもの心に寄り添う先生と
「字、間違えてる」と思う先生と。(え、そこ突っ込む?)
先生もいろいろなんだな、と思いました。
その頃、忘れられない教え子がいた話もしてくださいました。
過酷な状況にあるその子の七夕のお願いは「お母さんと一緒に寝たい」。
先生は「おこだでませんように」の絵本に「(その子の)お願いがかないますように」と
書いて持たせたそうです。
私が今勉強している保育士資格取得の勉強の中には社会的養護についての分野もあって
社会は公的に子どもたちを守ろう、手助けしよう、 というシステムになっていることも
試験勉強をすることで知ることができ、 いろんなことを深く知るきっかけになりました。
それでも社会的養護から漏れてしまう子どもたちが沢山い るのも事実で
またそういったシステムとはまた別のことでママたちが悩んでいる 現状もあります。
そういう人たちのために私は何ができるだろうか、と思いながら
キッズ★アリぺの内容を考えています。
先生との座談会からいろいろなことを考えた2時間でした。
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