2020年3月25日水曜日

お手間を感じ

幾たびか お手間かかりし 菊の花

加賀千代女

作家の吉川英治さんが、結婚式の席で祝辞に好んで引用されていた句。
菊を新郎新婦に見立て、ここまで見事な花(立派な成人)になったのは、多くの手間をかけられた(生まれてから両親や家族や、たくさんの人に助けられ、励まされた)おかげだよと言われているのです。

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