2019年7月25日木曜日

あとりえ たらちね


小名浜東小の近くに“あとりえ たらちね  わるんぺ”があります。


こちらには2つのお部屋があります。まずは「夜の森」をイメージした部屋へ。


蜜蝋でできた粘土やおままごとセットで遊べるコーナー。


以前は学習塾だったそうで、大きな黒板にお絵かきするのも人気だそうです。


箱庭遊びのスペース。
しっとりした砂とさらさらした砂、2種類の砂があるので気に入った方で遊べます。


底が水色になっているので、子どもたちはいろいろなものに見立てて遊ぶそうです。


箱庭あそびで使うフィギア。


子どもだからと言ってかわいいフィギアをそろえるような
子どもに寄りすぎているわけではなく
いろんな種類の、現実世界にもあるようなたとえばお墓などもあるし
「これは何だろう?」と首をかしげるようなものもあったし
でも子どもたちはそれを自分なりに何かに見立てて遊ぶのだそうです。


続いてお隣にある「昼の森」をイメージしたお部屋へ。


こちらのお部屋にも黒板があります。


こちらは主にヨガなどを行ったりしているそうです。
ヨガの講師はたらちねのスタッフが担当し
ヨガの希望者が何人か集まったら、希望者と講師スタッフが予定を合わせて日程を決める
(開催日時があらかじめ決まっていて参加者を募集するわけではない)そうです。
一回500円を参加費としていただき、お金がある程度貯まったら
「夜の森」で使うフィギアを購入するそうです。


ソファーに座って“あとりえ たらちね わるんぺ”のことを少し伺いました。
わるんぺ は縄文のことばで「童」や「こども」を意味するそうです。
「子育てママを応援したい 遊びの力を通じてお子さんのこころを元気にしたい」
という思いでオープンした施設です。

ここは子どものための部屋。親御さんは送迎だけで利用はしません。
先にインストラクターがお母さんからお子さんの様子をヒアリングし
お子さんをお預かりし、インストラクターとお子さんが二人だけで過ごします。
なので、こちらを利用するのはお母さんから離れられる年齢(年中・年長くらい)から
中学生(希望があれば高校生も可能)のお子さんだそうです。
利用時間は年齢や状況にもよるそうですが40分から1時間程度。
事前予約制で、その時間はそのお子さんが一人で自由に過ごせます。
何かに没頭する時間を求めているお子さんにはぴったりのお部屋です。
利用された方に伺うとお子さんは満足して帰宅するのでその日はとてもおだやかなのだとか。

私は「一人と言わず子どもたちみんな預かってもらえた方がママは助かるな」と思ったのですが
兄弟と一緒だったら下の子の面倒を見たり、おもちゃを取り合ったり
そんなことも想定されますが
「遊びに行けるのが自分一人だからいい」「どれでも自由に自分の好きなように使っていい」
子ども側からするとそれがすごくいいんですよ、と。
だから送迎するママにはお迎えの時間を守って欲しいですね、とインストラクター。
近くにイオンがあるからママはその間にショッピングを楽しむのも買い物に行くのもいいかな
と思いましたが
あとりえで気持ちが満たされたお子さんもお迎えの時間にママが来ないとお子さんが心配するので
あとりえにお子さんを預けた日はお子さん中心にママのスケジュールを考えた方がいいんだな
と思いました。


たらちねクリニックの奥にはシッ ピリカ”というマッサージをする部屋もあります。


ママとお子さんに心身をリラクゼーションするマッサージを行っています。
施術料はママからはお気持ち程度いただいているそうです。

“わるんぺ”も“シッ ピリカ”もお子さんは全国からの支援があるので無料だそうです。

気になった方はぜひ一度、見学に行かれてくださいね。
施設が利用できるのは原則たらちねの開所日と同じだそうですが
たらちねのお休みのときにオープンすることもあるのでご相談ください、とのことです。

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