2019年7月6日土曜日

赤崎小学校

赤崎水曜日郵便局があったのは旧赤崎小学校
ホントに海の上にあったんだと写真を見て驚きました。
今は耐震の問題から中には入れないそうなのだけれど
子どもたちが通っていた頃は窓から釣り糸が垂れていたこともあったとか。
行ってみたいな。

誰かの水曜日の出来事と自分の水曜日の出来事を手紙に書いて交換する。
なんて素敵なアートプロジェクトなんだろう、と思いました。
私も知っていたら手紙を書いて投函したのに~。
赤崎水曜日郵便局の住所は「熊本県葦北郡津奈木町福浜165番地その先」
番地のその先、なんてちょっといろんなことを想像させる住所。
そして「津奈木町」は「つなぎまち」と読みます。
人と人とつなぐみたいで、このプロジェクトにはぴったりな町。

宛先も定まらない手紙。
だから、なんて書いていいか、どんな内容にしたらいいか迷う人も。
平凡な日常の中に幸せを見つけ、手紙を受けとる相手も幸せであるように願う手紙。
小学生が書いたのは元気いっぱいな、子どもらしい手紙。
どんな人からの手紙が届くのか、ワクワクな気持ちを伝える手紙。
時には誰にもぶつけられない悲しみを手紙いっぱいにぶつけてくる人も。
そして何度も参加する人もいました。
性別も年代も、住んでいるところも全く別。手紙を通しての一期一会のドラマ。
手紙は原則、無作為に選んだ相手に送るそうですが
住んでいる県とは違う相手からの手紙になるように、
子どもが受け取る場合はそれにふさわしい内容か、など細かいところにも配慮されていて
その分、手紙の交換を請け負う中継地点のスタッフさんは大変だっただろうな
ということも想像できました。

熊本の赤崎郵便局のあと、宮城でも鮫ヶ浦水曜日の郵便局が開局されたそうで
残念ながらこちらのプロジェクトも終了して現在は閉局してしまったそうだけれど
こちらもになっているから読んでみよう♪




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