そして「18歳まではなんとか生き延びて欲しい」という北崎さんのお話。始業式が近づくとネット上でよく見かける「無理しないで学校に行かなくてもいいんだよ、つらくなったら図書館においで」という類いの言葉。賛否両論あるけれど、こういう言葉が話題になるほど、生きづらさを感じている子どもが増えているんだな、と思いました。そして、子どもだけでなく大人の自死についても増えている……。
学生時代はどうしても学校という小さな社会の中で生きているけれど、学校を卒業したら本当にいろんな世界があると大人になって私も実感しました。
生きづらさを抱えていても「大丈夫だよ、大変なときがずっと続くわけじゃない。もっと広い世界を知って」ってアピールしないといけないような、そんな世の中になりつつあるのかな、なんて。
生きづらさを抱えていても「大丈夫だよ、大変なときがずっと続くわけじゃない。もっと広い世界を知って」ってアピールしないといけないような、そんな世の中になりつつあるのかな、なんて。
北崎さんからいただいたまとめのチラシにも共感できる言葉がありました。例えば 「寅さん」はいますか? を読んで田部井淳子さんの“斜めの関係”という言葉を思い出しました。
わたしは子どもたちを姉や義母、ほかの家庭に預けたりして、さまざまな大人とかかわらせました。子どもにとって、親に言えないことを話せる大人、つまり斜めの関係をつくることは、表現力を豊かにする上で大事。それに子どもには、やがて親から離れたい時期が来る。斜めの関係をもっている子どもの方が、自分のタイミングで自立できるように思います。
そして、大人にも「寅さん」のような、悩みを相談する人が必要ですね。
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