2016年3月7日月曜日

本 夜中の電話

毎週木曜日に届く「考える人」のメールマガジン
毎回、一冊の本を紹介していて
面白そうだと思った本があると図書館に予約して借りて読みます。

この「夜中の電話」もそう。
井上ひさしさんは名前は聞いたことはあっても
実際にお芝居を観たことはありませんでした。
でも、井上ひさしさんのお芝居、観てみたくなりました。

病床のひさしさんは自分の劇団を娘の真矢さんに託すため
夜になると真矢さんに電話をかける。
仕事のこと、生き方、自分の全てを娘に伝えるため。
病床のひさしさんが義母と重なりました。

井上ひさしさんって実はすっごくすごい人なんですね。
井上さんの言葉読んでいて耳がイタイことがいっぱいで反省しきりです。

夜中の電話
「言葉を言葉で押さえようとすればするほど、尾ひれがつくのは致し方ない。何もしゃべらず弁解もせず、聞かれたら正直に話す。これを貫き、あとは黙々と仕事で返す」

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