「あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き」
のイベントに参加してきました。
これは美術家の小沢剛さんによるもの。
小沢さんには「ふくろのくににようこそ」でもお世話になりました。
会場の中には巨大なおふとんの山。
だから正式なタイトルがあるのにもかかわらず
「おふとん山」と呼ばれています。
今回は「しでかすおともだち」がやってきてダンスパフォーマンスをしてくれました。
ダンスがかっこよくてびっくり。
なんと会場の外には「しでかす商店街」が出現。
売り子さんも割烹着を着用。
昭和の匂いが漂う不思議な商店街。
大人も子どもも楽しめるスペシャルイベントでした。
会場にいらした小沢さんに「どうしてふとん山を作ろうと思ったんですか?」
と質問したところ
小さい頃の記憶や体験を元に考えたのだそうです。
子どもの頃ってお母さんに叱られることこそ楽しくて
だったら合法的にみんなでやっちゃおうってふとん山が生まれたそうです。
でもこのふとん山、費用も準備もとっても大変で
準備に3日、片付けに1日かかります。
使ったふとんも200枚というから費用もとってもかかっているんだろうなぁということは想像できます。
「効率と経済性を考えるから、費用も準備も大変な事はふつうはやらないでしょう?」と小沢さん。
「でもね、効率とか経済性とか考えないのが芸術家。」
ああ、私も経済性や効率とか、知らず知らずにそういうものを追い求めていたなぁって
ちょっと胸の奥がチクリとしました。
大人になるということはきっと経済性とか効率とか気になっちゃうっていうことなのかな。
でもそういう大人ばっかりにならないように
大人だけれど子どもの心を持った“芸術家”がいるのかな、って思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿