日曜日、いつもお世話になっている施設で防災訓練がありました。
今回は避難訓練に加えてバケツリレーや煙中体験をしました。
バケツリレーや煙中体験をしながら
6年前に参加した「イザ!カエルキャラバン!」を思い出しました。
「イザ!カエルキャラバン!」とはかえっこバザールの中に
防災訓練のワークショップが開催される催しです。
かえっこバザールというのは、いらなくなったおもちゃを持ち寄ってポイントに交換し
またワークショップで遊んだり、ワークショップのお手伝い(お店の人になる)をしても
ポイントがたまります。
そのポイントで会場にあるおもちゃと交換して帰ります。
みんなが「いいな」と思うおもちゃはバザールの最後にオークションを行い
ポイントを沢山持っている子がおもちゃを競り落とせます。
イザ!カエルキャラバン! についての詳しいことはこちらをご覧下さい。
http://kaerulab.exblog.jp/13215146/
http://www.plus-arts.net/?p=845
日曜日の防災訓練で、以前に参加した イザ!カエルキャラバン! のどんなことを思い出したのか。
それは私が友人に宛てたメールにあります。
イザ!カエルキャラバン!in ひたちなか に行ってきました!!
かえっこと防災訓練をドッキングさせたイザ!カエルキャラバン!なるものがあると知ったとき
ぜひ、子ども達にやらせたい、私の住む町でも開催したい、と思いました。
そのイザ!カエルキャラバン!が私の住む町からそう遠くないところであるなんて!!
ただ、当日は主人が別の用事で一緒に行けないので
カーナビのついていない車で地図を頼りに目的地までたどり着けるか
知り合いの子供を預かるので、事故やケガをさせないことに細心の注意を払うこと
があったので
やっぱり行くの、やめようかなぁ・・・・・・と思ったのですが
イザ!カエルキャラバン!と
ワークプラザ勝田さん(イザ!カエルキャラバン!の開催場所)のHPを見たら
「でも、行きたい!!」という気持ちが勝って
とうとう行ってしまいました!!
いやー、行って本当によかったです!!
様々な防災訓練プログラムを体験しました。
建物の外では、毛布で担架を作ったり、AEDをやらせてもらったり、水消化器をしたり。
バケツリレーはゲーム感覚ですると子どもも喜んで楽しんでやっていましたね。
(小1の娘は「リレーっていうからバケツのところまで走ってリレーするのかと思っていた」そうです)
小3の娘と年中の息子は防火服を着せてもらって
「わー、消防士さんみたい!!」とコスプレ気分を味わっていたのですが
それだけじゃもったいない、と小3の娘には防火服の生地を触って
火事の中に飛び込んでいく服はどんな素材なのかを確かめさせたり
本人も「この服、重いよ」と防火服を感じていました。
中でも私と小3の娘が驚いたのが煙中体験。
ただのテントの中にモクモクのスモークを炊いただけなのに
その中を入り口から出口まで歩いていくのがなんと怖かったことか・・・・・・。
火事では建物の中に煙が充満するということは頭では分かっていたけれど
想像するのと体験するのとでは全然違うんですよね。
これが体験できただけでもすごくよかったと思います。
長女もそのことを学校の宿題の日記に書いていて
「火事を絶対に起こしてはいけないし、
火事では焼け死ぬ人もいるけど煙で死ぬ人も多いということがよく分かった」
とありました。
建物の中では、非常時に持ち出すものは?のクイズや
それをコント仕立てで演じる人形劇もあって
私も「そうかぁ」と勉強になりました。
他にはジャッキを使って重いものの下敷きになっているカエル君を救助したり
(私なんて未だにジャッキ使ったことないのに子ども達は上手に使っていたんですよ!!)
新聞紙を使って紙の食器作りを教わったり。
すいとんもいただきました。
子ども達はすいとんは生まれて初めて食べたんじゃないかなぁ。
時間がなかったので防災すごろくはできなかったんですけど
沢山の防災訓練プログラムがあってとってもよかったです。
大きな天災、事故はなければ絶対によいけれど
万が一のときのための備えは必要だと思うし
避難訓練にしても何にしても
大人がメインで子どもってその訓練の中ではあまり活躍させてもらえないんですよね。
でも、万が一の時、いつでも私と子どもが一緒であるということはないので
少しでも防災訓練の体験をさせてあげたい、と私は思うのです。
きっとそんな大きなことがあったら誰だって気が動転してしまうと思いますが
でも、一度も何もやったことがないよりは少しでも経験があれば違うかと・・・・・・。
私の住む町はとても温暖な気候で
台風も大雪も地震もゲリラ豪雨もやってきませんが
だからこそ、災害への備えとしてイザ!カエルキャラバン!をいつか開催したい!!
という野望を胸に抱きました。
それから、違う土地のかえっこに行くのって楽しいですよね。
いろんなワークショップを回っていたらオークションの時間になってしまって
私としては「時間が足りない」くらいでした。
前日から2日かけて参加するとちょうどよかったのかもしれません。
長女には「お母さんがいろんなワークショップに行こうって言うから
お店に行けなかった」と苦情を言われ
息子には「お店屋さんの人になりたい!!」しかし、すでにオークション5分前で却下
時間の関係でオークションが始まって少ししたところで私たちは退室したのですが
とっても楽しかったです。