昨日は末っ子の家庭訪問がありました。
前日と前々日と泊まりがけで外出していて
しかも家庭訪問前日、帰宅したのは夜遅く。
日頃からキレイにしていない我が家に先生をお招きするなんて
子どもたちからは「え?!明日、家庭訪問なの?!」
(その言葉のウラにある、片付けてないこの状態で先生をよんで大丈夫なの、という
子どもたちの気持ちが分かるから、家庭訪問があるって内緒にしていた……)
仕事から帰ってきてから先生が来るまでの数時間の間に
とりあえず見えるところはキレイに片付けて
なんとかセーフで先生をお迎えすることができました。
幼稚園の頃から家庭訪問を何度か経験して
以前はお客様用のキレイな器に冷たい麦茶を用意して待っていたのだけれど
最近はペットボトル入りのお茶を用意するようにしました。
お菓子も個包装になっているものにして先生にお土産として持ち帰れるように。
「召し上がって下さい」と言っても先生は手をつけないし
でも何軒も家庭を回って保護者と話をするのは緊張するだろうと思うので
移動中にお茶を飲んでリラックスしてもらったり
学校に帰って甘いものを食べてひと息ついてもらいたいなぁと。
クラス替えがあって、今度の先生は初めてお世話になる先生。
家庭訪問で先生と話をするときは
子どもの悪いところの話をするのではなくて
子どものいいところの話をしましょうという、親力の親野先生の話を読んで
「悪いところはこちらが先にお話ししなくてもきっとすぐに分かるだろうし
へんな先入観をもってもらうよりはいいところに目を向けてもらった方がいい」
と私も思ったので
親バカかと思われるくらい、私が末っ子に対してこの子はココがいい、素晴らしい、と思うところを
思っているとおりにお話しししました。
先生も末っ子のいいと思っているところをお話し下さいました。
学校から帰る途中に支援学級のお友達の家があり
その子は普段は家の人がお迎えに来るのだけれど、都合でお迎えに来られない日があって
そういう日は誰か一緒に帰ってくれるお友達がいるといいなぁと先生が考えていたところ
うちの子が近所だと分かり、お願いしたとのこと。
先生はうちの子が躊躇するかと思ったら、「いいよ」と案外あっさり快諾して
一緒に下校するようになったのだとか。
先生は「優しいんだなぁと思いました」とおっしゃってました。
他にも、頼み事をしても他の友達は「えっ?!」とちょっと戸惑うようなことがあるのが多いのに
うちの子は「うん、いいよ」といつもすぐに引き受けるのだとか。
私の知らない一面で、へぇー、そうなんだぁと感心しました。
成功する育児の成瀬パパが
「大事なこと(思いやりとか勇気とか)は何点とったとか、何回跳べたとか、何メートル泳げたとか
数値にすることはできない。
それは親や先生などそばにいる人がちゃんと見ていないと分からないんだよ」と
言っていたのを思い出しました。
友達の家に遊びに行っていた末っ子が帰宅して
「先生が“優しいねぇ”ってほめてたよ。優しい子でお母さんも嬉しいよ」
といっぱいほめたら照れていたけれど嬉しそうな顔をしていました。