「アディクトを待ちながら」という映画のタイトルを聴いても最初はピンと来なくて
アディクトとは依存症のこと、と分かって「あー、これは観よう」と。
依存症ってなんだか遠い、自分とは別世界の話だと思っていたのが
「子どもの心の傷と依存症」の話を聴いてから依存症に対しての見方が変わったというか
ぐっと自分の近くに寄ってきた、というか、なんと言葉にしていいか分からないのだけれど。
映画を観ながら
誰だって心の弱い部分はあるし、誰がそうなったっておかしくない、自分だって……
そう思いました。
それから、この映画は世間の人たちに「依存症のことをちゃんと知ってもらいたい」という
依存症の人たちやその家族の思いや願いもあって
そして私も、その世間をつくっている一人なんだよなぁ……と思いながら観ていました。
社会福祉士の勉強を始めなかったら前述の依存症の話を聴こうと思わなかっただろうし
この映画も観ようと思わなかったと思います。
資格を取ることは目標ではあるけれど、それに付随していろんなこと
今まで知らなかったことを知ることができて
一つの資格に向き合うことですごく世界が広がって驚いています。
やっぱり社会福祉士はジェネラリストなんだなぁ。
その分、寄り道ばかりしているから勉強はなかなか進まないけれど……。
近所にミニシアターがある幸せ。
平日の夜に、仕事が終わって急いで買い物して帰ってご飯をつくって家族と食べて
それから「ちょっと映画観てくるね」と出かけることができる。
ふかふかソファーに大きな画面を独り占めして、プライベートシアター感満載。
ありがとうKuramoto。