土曜日のあそび工房。最近、途中で早退することが多かったのですが久しぶりに最後までいられた!
ゲームコーナーがあったり、ロボットがあったり、スポーツスタッキングがあったり
フラフープしたり。
小学生男子も喜んで遊べるコーナーがあってよかった~。
印象的だったのは「これ、全部無料?」と聞かれたこと。
「全部無料だよ」というと喜んで「やったー」と。
顔見知りのママ友も来てくれてそのことを話すと「今、なんでもお金かかるからねぇ」
ああ、そうかぁ。
あそび工房はアリオスが場所と運営スタッフを
あそびのワークショップはボランティアスタッフが提供しているから無料で開催できるんだよね。
ホントにありがたいことです。
おもちゃクリニックには、その昔一緒に本屋さんで働いていた同僚がお孫さんと連れて来ていて
久しぶりの再会でした。
ひいおばあちゃんがひ孫にプレゼントしてくれた
ワンワンいいながらしっぽを振ってちょこちょこ歩くわんちゃんのおもちゃ
(おもちゃクリニックに行ったら何匹も退院を待っていた)が
「治ったのよー!!」と嬉しくて涙ぐんでいました。
プレゼントされてほんのちょっとでしっぽが動かなくなってしまって
そのうち鳴きもせず、歩かなくなってしまって困っていたところに
おもちゃクリニックを知って持ってきたのだそう。
「治ったのもすごいし、しかも無料なんて!!これはみんなにお知らせしたい」と。
おもちゃクリックで作成してもらった診療カルテを「SNSにアップしてもいいかな?
私の文章力だけではすごさが伝わらないから、カルテも一緒にアップしたい」
彼女がどんなに喜んでいるのか、伝わってきました。
おもちゃクリニック、最近はシニア層の持ち込みも増えていて
長年大事にしてきた宝物の青い眼をした外国風のお人形さん。
地震で倒れて瞳を閉じてしまっていたのを治してもらって
(頭の内部の方に瞳の青い部分が移動してしまったようで)とっても感激していました。
このお人形さんの治療日誌はこれから発行される3月号のキッズ★アリぺで紹介されます。
もちろんお孫さんのおもちゃを持ち込む方もいらしゃいますが
ご自身の大切にされてきたものを持ち込む方も増えているそうです。
他にも知り合いのママは
「編み機、一回しか使っていないのに壊れてしまって、もう捨てようかと思ったんだけど」
と持ち込んだところ、即日退院できました。
「今買ったら高いんだって、捨てなくてよかった~。これから母さんは夜なべして編み物だわ」
と喜んで持ち帰りました。
いつもは仕事で、あそび工房の振り返りまでいることができなかったのですが
今回は最後まで参加することができてよかった~。
あるスタッフからは「まるたまさんが最後までいてくれると安心する~」と
ありがたいお言葉をいただきました。
震災から14年。いろいろあったけれど
こうして震災を契機に始まったあそび工房がいろんな人に喜ばれていてそれが何より嬉しいし
いろんな人の協力がとてもありがたいです。
14年、いろんな人が関わっています。
お子さんの進学やご自身の就職などであそび工房を卒業される方もいらっしゃいます。
だんだん出店者もお客さんも減ってきたなーと思うこともありますが
不思議なことにボランティアスタッフが他の人を紹介して新たなワークショップが誕生するのです。
下火になりそうになると新たな波が生まれて、途切れることなく続いています。
いろんな人の「おかげさま」と人と人との「つながり」。
目に見えない不思議なご縁であそび工房は続いています。みなさん、ありがとうございます。
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