今年度参加しているまちづくり勉強会。
広報紙である『あとち瓦版』では毎回、勉強会に参加された方の感想が紹介されていて
次号掲載分の感想文を書いてみませんか?と声をかけていただきました。
まちづくり勉強会に参加して
じょうばん街工房21「まちづくり勉強会」。街工房の会員でなくても参加できる……。
自分たちの町が、駅前が大きく変わる。どんな風に変わるのか。もしかしたら自分が思うようにはならないかもしれない。でも今、新しく大きなうねりが駅前周辺に起きている。私はそのうねりを外側から眺めるのではなく、その内側から参加していきたい。そしてこれからきっと沢山起こるであろう街のドキドキやワクワクを発信して多くの人たちとシェアしたい。そう思い、参加を決めました。
先日、移動講座として「中之作プロジェクト」の視察に行きました。「中之作プロジェクト」は震災後、古き良き海辺の街並みを残すために発足したNPO法人です。代表の豊田さんからプロジェクトの始まりの話を伺い、実際に再生させた空き家を見せていただきました。
私が共感したのは「道路は誰のもの?港は誰のもの?」というお話でした。住んでいる人やそこに通っている人が「楽しい、充実している」と感じていると観光客や外の人も「楽しそう」「魅力のあるまち」と感じてやってくる。その通りだと思いました。
今では3軒の古民家・空き家の活用を通してコミュニティデザインをしている豊田さん。もともと市内にお住まいで、震災後、中之作に移り住んだそうですが、他地区からの転入者であることに変わりはありません。“よそ者”が変化を起こすにはいろんな苦労がありました。でも諦めずに小さな努力を積み上げ「ここまでに来るのに、10年かかりました」と話していました。
私は13~14年くらい前に生まれて初めて書いた企画書を思い出しました。内容は「まち遊び」ですが“できない理由”ばかり考えて早々に諦めてしまいました。もし豊田さんのように諦めていなかったら……。そんな思いがふと頭をよぎりました。
中間オリエンテーションは常磐地区にあるゲストハウスHaceで行われました。オーナーの三上さんがタクシー会社の旧事務所を借りてリノベーションした話や近所に手掛けた2件目のリノベーション物件のプライベートサウナの話、それから今取り掛かっている物件の話やこれからやりたいことなど。お話を伺いながら、私は「また街のワクワクが増える!!」と嬉しくなりました。
まちづくり勉強会は今年度残すところ2回。湯本のまちづくりを一緒に考えていきませんか?
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