2018年9月8日土曜日

いただきます みそをつくるこどもたち みんゆう随想14

 食育のドキュメンタリー映画「いただきます みそをつくるこどもたち」を観てきました。
 福岡県福岡市にある高取保育園が映画の舞台です。園長先生は「知育・徳育・体育の根っこには食育がある」と考え、園での昼食は玄米と無農薬野菜を使った和食のメニュー。おやつには味噌汁。給食の残しはゼロ。みんな美味しい顔をして給食をペロリとたいらげ、中にはおかわりをする園児もいました。
 給食で出される味噌汁に使われる味噌は保育園の5歳児が仕込むのだそうです。卒園の前には4歳児に味噌づくりをバトンタッチする「味噌伝達式」を行い、子どもたちから子どもたちへ味噌づくりが受け継がれていくのだそうです。
 保育園では味噌造りの他にも園児に包丁を持たせて料理をしたり、野菜を調理して自分たちが食べるおかずを自分たちで作ったりしていました。大人がやってしまえば簡単なことですが、先生達が園児のわきについて手取り足取り説明しながらやらせるのですからとても手間のかかることです。でも「自分たちで作ったものは美味しいんだよ」と子どもたちに実感してもらうためにしているのだそうです。先生方の子どもたちに対する深い愛情を感じました。
 また、無農薬のお米や野菜を提供して下さる農家の方の協力があることでこの保育園の食育が支えられていることも分かりました。
 アトピー性皮膚炎に悩まされていたお子さんが保育園での玄米和食のおかげで症状が緩和されたり、市内でインフルエンザが猛威を振るって学校や幼稚園、保育園で学級閉鎖が相次いでいるときでも高取保育園は欠席する園児はほとんどいないとのこと。みんな薄着で中には裸足の子どももいて走り回っている姿を見ると、元気な身体は食事からつくられるんだなと感じました。
 戦後、食生活も欧米化が進みましたが、日本人が昔からずっと食べ続けてきた和食は私たちの身体にあったものであり、先人の知恵がつまっているものだという医学博士のインタビューも登場しました。
 映画の中で10分でできる和食メニューを紹介していました。高取保育園の食育を見てしまうと我が家の食育と比べて落ち込んでしまいますが、できることから始めようと思います。

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