ふとん
おかあさん
タイムマシンで
あしたにいくからね
じゃあ
おやすみなさい
小学校1年生の男の子が書いた詩でした。なんて愛らしい詩なんでしょう。こんなことを子どもがいったらぎゅっと抱きしめてしまいそう。
この詩が気になったので調べてみると「ことばのしっぽ」という本に掲載されているらしい、ということが分かりました。早速この本を図書館で借りて読みました。この詩はもう50年も続く読売新聞家庭面に掲載された「こどもの詩」のコーナーに投稿されたものであり、3歳から中学3年生までがそのコーナーに投稿することができるのだそうです。字が書けない幼児はおうちの方が代筆し、その詩が生まれた背景なども添えて投稿されるのだとか。その中から選りすぐりの詩を一冊の本にまとめたものでした。
感性豊かな言葉に思わず「参りました!!」と思うもの、短い言葉の中に子どもの寂しさがぎゅっと詰まったもの、物事の核心をついているもの、家族への愛情、どれもが心に響く言葉ばかり。私にも昔はこんな豊かな“ことばのしっぽ”があったのかな?
詩に添えられた選者の評が
子どもたちの詩をいっそう味わい深いものにしています
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