そしてその文化を映し出す鏡。
著者のまえがきもとってもステキでした。
世界の国に思いを馳せて「あ、こんな言葉があったんだ」「こんな言葉を話している人がいるんだ」
そう思いながらページをめくりました。
そして、少数民族の言葉を研究している人達もこんなにいるんだ、と驚きました。
少数民族の中でも話者が多い言葉から紹介が始まってだんだん話者が少ない言葉へ。
最後に紹介されていた言葉は話者数0の大アンダマン混成語。
2009年、2010年に最後の話者がいなくなったので
もう自由に作文できる話者がいなくなったそうです。
そしてもっとビックリしたのが大アンダマン混成語のひとつ前の言語。
それは「アイヌ語」でした。
この本によれば話者数は5。
もっと自由に話せる方はいっぱいいるのだろうと勝手に想像していたのですが
そんなに少ないんだ……。
言葉に興味のある人もない人も
イラストもかわいいので、世界の様々な文化を垣間見ることができるこの絵本
おすすめです。
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