小さい頃、母親が毛抜きを持ってきて「白髪を抜いて~」と床に横になるので
母親の頭の黒髪をかき分け、短い白髪や長い白髪を見つけては抜いていた。
時々、黒髪も抜いたりして。
まだ白髪の本数もそんなになかった頃の話。
私も時々、子どもたちに「白髪抜いて~」とお願いするようになった。
白髪が嫌なわけではなく、子どもが頭の紙をかき分けて白髪を探すのがとても気持ちいいから
ふと横になって「白髪さがして~」と言うのである。
あまり気持ちがいいので「白髪、もうないよ」と言われても
そのままの体勢で、昼寝に突入することもしばしば。
なんだか子どもたちに昔の私の姿を重ね、私は母親と同じ年代になったんだなぁと思う。
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