素晴らしい才能に恵まれながらも夭逝した歌人。今回、初めて存在を知りました。
時代が時代だから、女性であるために仕事よりも親の決めた結婚を優先させられたんだろうなぁと
彼女のプロフィールを読んで思いました。
どこか、金子みすゞさんみたいなところがあるかも。
短歌は、解説してもらわないとよく分からないものが多くて
しかも旧字体だから漢字も読めないものがあって(泣)
でも限られた字数の中に、鮮やかな世界が閉じ込められてあって
解説をしてもらってやっと私の頭の中にもその世界が浮かび上がるような、そんな感じでした。
解説してくださった方もまた歌人。
作品をつくるときの過程をお話していただきました。
「言葉はすでに存在していて、その言葉が自分の方に集まってくる、寄ってくる」ことで
作品が出来上がる、そんなことを話していました。
私は言葉が自然に浮かんでくる、というスタイルなのかなと思っていたので
(荒井良二さんの作品展も見た後だったし
芸術家ってどうやって創作するのか、どこからアイディアが生まれるのか、その辺りが気になる)
そういう話を聞けたのも面白かったな。
あと彼女が一番最初に紹介してくれた田部君子の歌に、ジェラシーというか
私が与謝野晶子の歌を読んだときに感じた気持ちと同じような気持ちを抱いていた話もあって
なんか分かるなぁって思いました。
昼間はブランコがとっても人気なのだそう。
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