先月のおめめどうさんのセミナーで
(支援が必要な人を)「仲間はずれにしないで」と講師の奥平さんが何度もおっしゃっていました。
(“仲間はずれ”とは例えば
みんなは分かっているのに一人だけ状況が分かってない、把握できていない、ということ。
状況を見れば詳しい説明がなくてもなんとなくどういうことが起きているか理解できるけれど
そうじゃない人もいる、ということ)
話を聴きながら、どうしても支援する人の心をおざなりにしがちだったなぁと反省しました。
能登地震のあと、奥平さんがFacebookに投稿していた【非常時の支援と工夫】に
◆説明をする(仲間はずれにしない) → 「問えないからといって、知らなくていいわけじゃない。本人が気にすることは、見える形で説明をする」
と書かれてあって、“人権”って難しいことのように思えるけれど
たとえば「仲間はずれにしない」ということなんだよね、と改めて思いました。
奥平さんが「災害時の自閉症・発達障害・知的障害の人への情報伝達(情報保障)」
という書き方をされていて
「そうだよね、分からない=知らなくていい、わけじゃないよね。
みんなが知ること(情報)を保障する。それが人権だよね」と。
大人も精神的にはいっぱいいっぱいでとにかく余裕がなくて
(支援が必要な人に)丁寧に分かるように説明するなんて、と思うかもしれないけれど
それが「仲間はずれにしない」ということなんだよね。
おめめどうさんの発信には、どう伝えたら伝わるのか、分かってもらえるのか
それが具体的に書かれていました。
「仲間はずれにしない」
それは心の真ん中にドーンと据えておかないといけないことだな、と思いました。
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