つつじの思い出

つつじを見て思い出す記憶。

幼稚園に通っていた頃、通園路沿いの斜面に咲いていたピンク色。

あれはいつの頃だったかまだ私が幼かった頃、市内の公園へ

（小さな池に浮かんだ船や2人乗りの自転車をこいだりした有料の乗り物があった公園）

父や母、兄妹と一緒に行ったんだっけ。

嬉しくてうきうきしながら長い坂を上る私とその時に私がかぶっていた白地に花模様の帽子。

高校の時。校門を入ると続く急な坂の両側に咲き乱れるつつじ。

燃えるように咲く、というのはきっとこんな感じなんだろうな、と。

大学生の時は当時住んでいたところの近くに有名なつつじのお寺があって

バイト先の人がバイト仲間と一緒に連れて行ってくれた。

早朝、朝靄の中でみたつつじはキレイだったな。

最近のつつじの思い出は海がよく見える公園で。

ピンクだけでなく白いつつじや白地にピンクの縁取りのものもあって

ほとんど訪れる人もいない中で、つつじのある風景を独り占めして。

もうすぐつつじの季節も終わりだね。