手弁当

ある日の打ち合わせにて。
私の予定に合わせて、長い長い昼休みの時間を利用して打ち合わせをすることになり
「お弁当は用意するから仕事が終わったらまっすぐ来て欲しい」と言われて
お昼は一度食べてみたいと思っていたお弁当屋さんのお弁当でした。

打ち合わせはあれもこれも話したいことはいっぱいありましたが午後の仕事があるので
途中退席して仕事に向かいました。
「あ、お弁当のお金のことすっかり忘れてた～」と思って連絡を取ると
「交通費の代わりにもならないけれど、気にしないで」というのでごちそうになりました。
その団体も余裕がないことを知っていたし、私の活動はほとんどが手弁当だから
彼女の言葉と気遣いがとっても嬉しく、胸にしみました。